浦河町軽種馬生産振興会青年部が種牡馬視察研修
1月23日、浦河町軽種馬生産振興会青年部(川越祐樹部長)は、令和3年度種牡馬視察研修を行った。
種牡馬視察研修は青年部が取り組んでいる事業の一環。毎年、本格的な種付シーズンを前に新種牡馬を中心とした視察を行っている。本年は浦河の青年部員のほか、荻伏の青年部員や浦河や荻伏、様似地区の生産者、JRA日高育成牧場の職員など約50人が参加した。
当日は新ひだか町静内田原にある日本軽種馬協会静内種馬場からスタート。昨年12月にスタッドインした期待の新種牡馬ノーブルミッションから展示された。ほかにも浦河町産馬がJRAで3勝をあげるクリエイターⅡ、昨年の2歳新種牡馬リーディングで3位に入ったマクフィ、今春本邦初年度産駒が誕生する供用2年目のアニマルキングダム、北・南の両半球で数多くの活躍馬を送り出しワールドワイドな活躍をするデクラレーションオブウォーなどもグッドコンディションをアピールした。
案内役を務めた遊佐繁基場長は各種牡馬の特徴や産駒成績、種付条件などを熱心に説明。最後に「本日は朝早くからお集まりいただきありがとうございました。本年度の種牡馬展示会は2月10日午前9時から開催します。今日展示した馬以外にも、バゴ、エスケンデレヤ、デビッドジュニア、サニングデールも展示いたします。すでに満口になってる種牡馬もおりますが、当日の状況次第でお受けできる場合がございます。また、まだ配合に余裕のある種牡馬もおります。皆様のご利用をお待ちしております」と呼びかけた。
青年部一行は、その後、新ひだか町静内田原のアロースタッドにてウォータービルド、エポカドーロ、モズアスコット、レッドベルジュール、新ひだか町静内目名のレックススタッドにてゴールドドリームとブルドッグボス、新冠町明和のビッグレッドファームにてウインブライト、新冠町朝日の優駿スタリオンステーションにてアルバート、サングレーザー、ミスターメロディ、ミッキースワロー、日高町富川東のブリーダーズ・スタリオン・ステーションにてフィエールマン、日高町富浜のダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックスにてタワーオブロンドン、安平町早来源武の社台スタリオンステーションにてアドマイヤマーズ、サートゥルナーリア、シスキン、ナダル、ルヴァンスレーヴなどを見学。各種牡馬のコンフォメーションや歩様などを確認した。