馬産地ニュース

日本軽種馬青年部連絡協議会が定期総会開催

  • 2020年12月14日
  • オンラインで開催された定期総会
    オンラインで開催された定期総会
  • 挨拶する佐々木拓也会長
    挨拶する佐々木拓也会長
  • 日高地区以外は全国各地からオンラインで参加
    日高地区以外は全国各地からオンラインで参加

 12月3日、全国の各地区軽種馬青年部を以って構成する日本軽種馬青年部連絡協議会(佐々木拓也会長、会員数230名)は、オンラインにて第30回定期総会を開催した。

 当初、定期総会は11月26日に千歳市のホテルで開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインに変更。当日は日高管内の会員は新ひだか町静内神森にある日高軽種馬農業協同組合静内支所2階会議室に集まり、それ以外の参加者は自宅や事務所からZoomアプリで回線をつないだ。

 佐々木会長は「本日はこういった形で総会ということになってしまいました。お忙しいなか、皆様にお集まりいただきありがとうございます。何より皆様が元気に集まってくれたことが一番うれしいことです。コロナ禍という前代未聞の中で今年はスタートしたのですが、最初はせりができるのか不安だったと思います。しかし、ふたを開けてみれば、売り上げや1頭当たりの売り上げ単価だとか、むしろ良かったという部分もありました。なぜこうなったかという分析は待たれるところですが、悪いなかでも救いというのはあるのだなあと感じました。
 ただし、来年以降のことはわかりません。そこは気を引き締めてやっていかなければならないと思いますし、当然、今年のようにはならないと思います。そういったなかで、皆様のこれからのますますのご健勝とか、そういったものをさらに発揮していただいて、馬産を盛り上げてほしいと強く思います。皆様のお顔を直接見れないのは残念ですが、本日は総会ということでご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます」と挨拶した。

 議事は佐々木会長を議長に進行。令和元年度事業報告並びに収支決算、令和2年度事業計画並びに収支予算(案)、年会費の徴収についてなどが賛成多数で承認された。

 出席者からは「今まで通りの活動ができないなか、今後の講習会やイベントなどをどういうふうに開催していくべきか何か考えはありますか」、「オンラインでの開催を英断した会長には感謝申し上げます」などという質問や意見があった。佐々木会長は「今後の状況にもよりますが、皆様と直接、顔を合わせて開催するのが理想です。しかし、それよりも皆様の安全確保が第一です。安全面が確保できるようになって、再び皆様とお会いしたい」と答えた。