門別競馬場で2020YJSトライアルラウンド門別
8月20日、ホッカイドウ競馬が開催されている日高町駒丘にある門別競馬場において、地方競馬およびJRAの若手ジョッキーが争う代表騎手選定競走「2020ヤングジョッキーズシリーズ(2020YJS)」トライアルラウンド門別が行われた。
今年で4年目を迎えた2020YJSには、地方競馬所属騎手31名、JRA所属騎手16名の合計47名が出場。12月24日の園田競馬場、12月26日のJRA阪神競馬場のファイナルラウンド出場に向け、各地でトライアルラウンドが開かれている。
トライアルラウンド門別には、地方から関本玲花騎手(岩手)、塚本涼人騎手(岩手)、小野楓馬騎手(北海道)、櫻井光輔騎手(川崎)、古岡勇樹騎手(川崎)、仲原大生騎手(大井)、赤津和希騎手(浦和)の7名、JRAからは小林脩斗騎手(美浦)、木幡育也騎手(美浦)、菅原明良騎手(美浦)、山田敬士騎手(美浦)、菊沢一樹騎手(美浦)の5名の合計12名が出場。2つのレースでポイントを競った。
第10競走のヤングジョッキーズTR門別第1戦は1200m(外)で行われ、木幡騎手が騎乗した1番人気のカツゲキダイオウが、最後の直線で鋭い伸びを見せ、後続に4馬身差をつけ先頭でゴール。木幡騎手は「直線でするする上がって行ってくれたので気持ちがよかったです」と会心の笑みを見せた。
第12競走のヤングジョッキーズTR門別第2戦は1800m(外)で行われ、2番人気のテンカビトに騎乗した地元・北海道の小野騎手が、4コーナーから早め先頭で押し切って優勝。小野騎手は「手ごたえが違ったので、内にいる人気馬を潰していくつもりで早めに仕掛けました」と乗り慣れたコースでの勝利に笑顔が弾けた。
東日本で行われるトライアルラウンドは4レースが終了。地方競馬・東日本のトップは45ポイントの関本騎手、JRA・東日本のトップは72ポイントの原優介騎手(美浦)となっている。