馬産地ニュース

門別競馬場で2回目の競走能力・発走調教検査

  • 2020年03月24日
  • この日の一番時計を記録したハナハナはエスポワールシチーの産駒
    この日の一番時計を記録したハナハナはエスポワールシチーの産駒
  • 2014年菊花賞馬トーホウジャッカルの初年度産駒となるチャカルデブロンセ
    2014年菊花賞馬トーホウジャッカルの初年度産駒となるチャカルデブロンセ
  • 馬場入り前の緊張感が漂う装鞍所
    馬場入り前の緊張感が漂う装鞍所

 3月19日、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、ホッカイドウ競馬の今年2回目の競走能力・発走調教検査が行われた。

 天候曇り、良馬場のコンディションで行われた2回目の検査には、61頭の2歳馬が出走。タイムオバーになった1頭を除く60頭が合格した。

 この日は第1回の12日に続き、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、一般見学を取り止めて実施。馬主や生産者、育成牧場といった関係者のみが見守った。

 一番時計は6レースに出走した、エスポワールシチー産駒のハナハナ。牝鹿毛の日高町の安達洋生さんの生産馬で、ダート800mで後続に0.9秒差を付ける50.9秒のタイムで楽々と駆け抜けた。

 注目の2歳新種牡馬では、2レースにトーホウジャッカル産駒のチャカルデブロンセ、3レースにクリエイターⅡ産駒のリュウワンリュウコ、8レースにダノンシャーク産駒のシャークスポット、10レースにディスクリートキャット産駒のメイストームが出走した。

 北海道軽種馬振興公社によると、今年の冬は例年以上に暖かく調教を休む日が少なかったため、各厩舎とも思惑通りのトレーニングを積むことができているという。

 3回目の検査は3月26日に行われる。