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ノーザンホースパークでキングカメハメハ展

  • 2020年01月29日
  • 1月18日から始まったキングカメハメハ展
    1月18日から始まったキングカメハメハ展
  • キングカメハメハが実際に使った蹄鉄
    キングカメハメハが実際に使った蹄鉄
  • 雪景色のノーザンホースパーク
    雪景色のノーザンホースパーク

 1月18日、苫小牧市美沢にある馬と自然のテーマパーク、ノーザンホースパークのホースギャラリーイベントスペースにおいて、企画展「キングカメハメハ展」が始まった。企画展は4月9日まで。

 キングカメハメハは2019年8月9日に18歳の若さで逝去。現役時代には2004年のNHKマイルC(G1)と日本ダービー(G1)をレコードタイムで制覇してJRA賞最優秀3歳牡馬に選出された。2004年に安平町早来源武の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。2010年と2011年には2年連続でチャンピオンサイアーに輝いた。これまでにドゥラメンテ、レイデオロと2頭の日本ダービー(G1)優勝馬を送り出したほか、ロードカナロア、ルーラーシップといった後継種牡馬も活躍している。

 企画展ではキングカメハメハが実際にレースで使用した蹄鉄、2004年のNHKマイルC(G1)優勝馬着のほか、産駒のローズキングダムがジャパンC(G1)優勝時に使用したゼッケンや優勝トロフィ、ルーラーシップが2012年の香港のクイーンエリザベス2世C(G1)に優勝した時のトロフィ、アパパネが2010年に優勝した桜花賞(G1)、オークス(G1)、秋華賞(G1)のトロフィ、ドゥラメンテが優勝した2015年の皐月賞(G1)の優勝記念メダル、JRA賞最優秀3歳牡馬を受賞した時の記念トロフィといった、本馬や産駒が獲得した、さまざまな栄光記念品を公開。訪れたゲストはキングカメハメハを追悼するとともに現役時代の活躍や産駒の活躍を思い出すように展示品を見つめていた。