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グァンチャーレがイーストスタッドにスタッドイン

  • 2020年01月21日
  • スタッドインしたグァンチャーレ
    スタッドインしたグァンチャーレ
  • 元気な姿で新天地に到着した
    元気な姿で新天地に到着した
  • スクリーンヒーロー産駒としては3頭目の後継種牡馬になる
    スクリーンヒーロー産駒としては3頭目の後継種牡馬になる

 1月12日午前9時ころ、浦河町西幌別にある大型種牡馬施設のイーストスタッドに、本年から種牡馬として新たに供用を開始するグァンチャーレがスタッドインした。

 牡8歳青鹿毛のグァンチャーレは、父がスクリーンヒーロー、母がチュウオーサーヤ、母の父がディアブロという新冠町の中央牧場生産馬。2013年の北海道サマーセールにおいて、210万円(税込)で取引された市場取引馬として知られている。

 グァンチャーレの競走成績は42戦5勝2着9回3着5回。現役時代は松本俊廣氏の所有馬、栗東の北出成人厩舎の管理馬として、2014年7月の2歳新馬戦メイクデビュー中京でデビュー。2戦目で初勝利をあげた。3歳になり出世レースとして有力馬が集まるシンザン記念(G3)で重賞初制覇。弥生賞(G2)はサトノクラウンの4着に入った。古馬になってからは2018年のキャピタルSでタワーオブロンドンらを退けて優勝し、4歳秋以来の勝利を飾った。7歳になった昨年は洛陽Sに優勝。マイラーズC(G2)はダノンプレミアムの2着、安田記念(G1)はインディチャンプの4着、スワンS(G2)はダイアトニックの5着と、マイル前後の重賞戦線で息の長い活躍をつづけた。

 初年度の種付料は出生条件25万円(牝馬誕生時10万円)に決定。事務局(株)ジャパンレースホースエージェンシーは「2歳時から秀でたレースセンスを披露し、古馬になってからも父のスクリーンヒーロー譲りの成長力で、G1ホースを相手に差のない競馬を見せてくれました。バランスの良い好馬体も魅力十分です。応援よろしくお願いします」と話した。