馬産地コラム

サイレントディールを訪ねて

  • 2009年12月21日
初年度は53頭の繁殖牝馬に配合した。「現役時代から530キロ近くあった大型馬ですから、いまは570キロ近くまでなっているかもしれませんね。おっとりとは言いませんが、サンデーサイレンス産駒にあっては扱い易い馬ですよ」と坂本主任。「種付けを経験するとうるさくなる馬が多いのですが、この馬はあまり変わりませんでしたね。サンデーサイレンス系の中ではおっとり型かもしれません」と微妙な表現だ。本音を言えば、もう少し数をこなしたかったそうだが「来年生まれる産駒が評判になって欲しいですね」と期待している。