重賞ウイナーレポート

2017年12月13日 全日本2歳優駿(中央交流) Jpn1

2017年12月13日 川崎競馬場 晴 良 ダ 1600m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ルヴァンスレーヴ

プロフィール

生年月日
2015年01月26日 02歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:3戦3勝
総収得賞金
52,231,000円
シンボリクリスエス(USA)
母 (母父)
マエストラーレ by ネオユニヴァース
馬主
(株) G1レーシング
生産者
(有)社台コーポレーション白老ファーム (白老)
調教師
萩原 清
騎手
M.デムーロ

 全日本2歳優駿(Jpn1)を制したルヴァンスレーヴ。その血統背景を紐解いてくと、6代母のファンシミンから日本で繋養されてきたことを示す、カタカナの表記が繋がっていく。

 「白老ファームでの繋養は4代母のダイナフェアリーからとなります。なかなか活躍馬が出てこない時期もありましたが、近年になってから活力を取り戻してきた印象もあっただけに、ルヴァンスレーヴの活躍はまたとない喜びとなりました」とは白老ファームでこの牝系と長きに渡って接してきた石垣節雄繁殖主任。幼少期のルヴァンスレーヴは決して目立った馬では無かったというが、それでも将来を嘱望していたと話す。

 「ダート向きの配合馬だと思っていた中で、そのイメージにあった馬体をしていましたし、間違い無く標準以上の評価をしていました」

 当時、石垣繁殖主任がルヴァンスレーヴに対して抱いていたのは、「ダートで堅実にレース経験を重ねながら、クラスを上げていく姿」だったという。しかし、デビュー戦となるメイクデビュー新潟ではスタートで後手を踏んだものの、途中から先頭に立って、2着馬に1秒1もの差を付ける衝撃のパフォーマンスを見せる。続くプラタナス賞では不良馬場ながらも1分36秒2というレコードタイムを樹立。しかも、鞍上を務めたM.デムーロ騎手の手は全く動いていないという、まさに圧巻の勝利だった。

 「自分としてもプラタナス賞は、時計も含めて衝撃でした。全日本2歳優駿(Jpn1)は馬場やコース形状も含めて試金石となると思っていましたが、それでもファンや会員の皆さんの期待に応えるようなレースを見せてくれてホッとしました」

 これだけのレース内容を示しながらも、石垣繁殖主任は「まだ3歳馬ですし、まずは次のレースを見てからですね」と慎重なコメントをする。それでも、ファンシミンの血を引く馬は成長力に秀でており、それは白老ファーム生産馬でも、古馬となってからも重賞戦線を沸かせたローゼンカバリーの活躍でも証明されている。

 「成長力は間違い無くあると思っています。勿論、同世代の馬たちも強くなっていくのでしょうが、ルヴァンスレーヴもまた、現在示した能力に、更に今後の成長で上積みできると思っていますし、その意味でも長く、一線級で活躍してくれるような競走馬になってくれたらいいですね」

 この3歳世代の活躍が目覚ましい白老ファーム生産馬であるが、実は全日本2歳優駿(Jpn1)の2着となった、ドンフォルティスの母、グロッタアズーラも白老ファームの生産馬となる。今年の3歳世代は白老ファームの生産馬だけでなく、グロッタアズーラのようなゆかりのある馬、それどころか、白老ファーム産のオルフェーヴルの産駒も含めた、「白老血統」の大攻勢が見られるのかもしれない。


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