重賞ウイナーレポート

2017年07月30日 アイビスサマーダッシュ G3

2017年07月30日 新潟競馬場 晴 良 芝 1000m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ラインミーティア

プロフィール

生年月日
2010年02月26日 07歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:36戦5勝
総収得賞金
147,655,000円
メイショウボーラー
母 (母父)
アラマサフェアリー by オース(IRE)
馬主
大澤 繁昌
生産者
アラキフアーム (新冠)
調教師
水野 貴広
騎手
西田 雄一郎

 直線1000mコースを使って行われる唯一の重賞競走「第17回アイビスサマーダッシュ(G3)」が7月30日に新潟競馬場で行われ、レース序盤は後方の外目に位置していた8番人気ラインミーティア(新冠町・アラキファーム生産)がゴール前で力強い伸び脚を見せて優勝。36戦目にして初めて重賞タイトルを手中にした。

 ラインミーティアは、2012年の北海道市場トレーニングセール出身馬だ。アラキファームでの中期育成を終えたのちのラインミーティアこと「アラマサフェアリーの2010」が日高軽種馬共同育成公社の門を叩いたのは11月17日のこと。当時の様子を同公社の漆原和幸業務課長が話してくれた。

 「入厩後は、環境の変化に慣れてくれるようにパドック放牧とウォーキングマシンによる運動を2週間ほど行っていました」。このときは、トレーニングセールへの上場は予定されていなかったという。

 セールへの上場が決まったのは1月に入ってから。「2月生まれということもあって入厩当初から標準的な馬格の持ち主で、容量のある馬体をしていました。どこか問題があってゆっくりと進めていたわけではないのですが、早くからセールを目標にしていた馬に比べると幼さを残していました。ですから、セールへの上場が決まると、やはり時間的なことは気になりましたね」と当時を振り返る。北海道市場の場合はセール当日の公開調教ももちろんだが、4月中旬に行われるビデオ撮影での動きを重要視する購買者も多いからだ。

 体力面の強化を図りながら、薄氷を踏むような思いでペースアップする日々が続いた。

 「基礎体力というか、芯の強い馬だったと思います。調教を強くしてもへこたれることなく馬体の充実が見て取れるようになったからです」。

 「坂路に入れたのは3月からです。周回コースとの併用で体力を見極めて4月に入ってからスピード調教を取り入れました」。

 もともとが気の良いスピードタイプ。与えられた課題をこなしながら、ペースを上げて最後1ハロン計測のVTR撮影は12秒4でまとめ、セール当日にJRA札幌競馬場のダートコースを使って行われた公開調教は12秒66~11秒25でフィニッシュ。大澤繁昌氏によって682.5万円で落札され、競走馬としての第一歩を踏み出した。

 あれから5年。ラインミーティアは大きなケガをほとんどすることなく順調に競走馬としてのキャリアを重ねている。

 「アイビスサマーダッシュ(G3)当日は、外出先からレースの発走時間を目指して戻り、牧場テレビでの観戦でした。得意なコースで有利とされている外枠を引き当ててくれましたので内心は期待しておりましたが、格下馬が、強い馬を相手に頑張ってくれたと思います。これまで、この馬の特性を生かしたレースを選んで使ったくれたおかげと感謝します」と笑顔。

 「これからは今まで以上に強い馬との戦いになりますが、これまで同様に、この馬らしい競馬を1日でも長くして欲しいと思います」とエールを送っている。


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