重賞ウイナーレポート

2017年01月22日 AJCC G2

2017年01月22日 中山競馬場 晴 良 芝 2200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:タンタアレグリア

プロフィール

生年月日
2012年03月29日 05歳
性別/毛色
牡/栗毛
戦績
国内:14戦3勝
総収得賞金
181,008,000円
ゼンノロブロイ
母 (母父)
タンタスエルテ(CHI) by Stuka(USA)
馬主
(株) G1レーシング
生産者
(有)社台コーポレーション白老ファーム (白老)
調教師
国枝 栄
騎手
蛯名 正義

 今年で第58回を数えるアメリカジョッキークラブカップ(G2)。冬の中山開催最後の重賞競走であり、昨年末のG1を沸かせた実力馬、今年、飛躍を期する新興勢力がぶつかる名物レースでもある。

 今年、勝ち馬としてその名を記したのは、これが初重賞制覇となるタンタアレグリア。昨年の天皇賞(春)(G1)以来、約8か月ぶりのレースとは思えないような剛脚を使い、最内から一気にゴール板を駆け抜けた。

 「休み明けのレースでもありましたし、ここで重賞初制覇をあげるとは、と驚かされました」と話すのは白老ファームの石垣節雄繁殖主任。しかし、3歳時には青葉賞(G2)で2着、昨年も阪神大賞典(G2)で2着と重賞まであと一歩のレースをしており、4着に敗れた天皇賞(春)(G1)でも勝ち馬と0秒3差しか負けていないことも考えると、石垣繁殖主任の話すように、長期の休養がタンタアレグリアの評価を落としてしまったとも言える。

 とは言えども、タンタアレグリアは生まれながらに、石垣繁殖主任から高い評価を与えられていたサラブレッドだった。

 「それまで接してきた母(タンタスエルテ)の産駒の中でも、品の良さに加えて、馬体のバランスにも秀でていたのは、父であるゼンノロブロイの遺伝もあったのでしょう」

 母のタンタスエルテはチリのアルトゥロLペニャ賞(G1)で勝利するなどマイル重賞で活躍を見せ、チリの2歳牝馬チャンピオンにも輝いた。日本で繁殖入り後もパララサルーが紫苑Sを含め4勝、グランスエルテも2勝と、堅実な産駒実績を残している。

 「現役時における母の活躍からしても、スピードを生かした条件を得意とする産駒が出てくるのは想像できました。それだけにタンタアレグリアの芝の中長距離における活躍や、力強さのある末脚を見ると、ここにもゼンノロブロイが出ているのかもしれません」

 そのゼンノロブロイもまた、白老の地から送り出された名馬であり、タンタアレグリアの活躍は、ステイゴールドからオルフェーヴルへと繋がっていった名馬の系譜との共通点を感じずにはいられない。

 「蛯名騎手の好騎乗もありましたが、改めてレースを見直してみると、タンタアレグリア自身も力を付けてきたのだなと思いました。次のレースが試金石となるかと思いますが、タンタアレグリアも更にいい状態で臨めると思いますし、いい結果を残して欲しいです」

 天皇賞(春)(G1)の勝ち馬であり、同世代のキタサンブラックは、その後、ジャパンC(G1)も優勝して、昨年のJRA年度代表馬に輝いている。今年の天皇賞(春)(G1)で再戦が叶った時、その着差は縮まっているどころか、今のタンタアレグリアの勢いならば、逆転も可能かもしれない。


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