重賞ウイナーレポート

2016年12月24日 阪神C G2

2016年12月24日 阪神競馬場 晴 稍重 芝 1400m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:シュウジ

プロフィール

生年月日
2013年03月16日 03歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:11戦4勝
総収得賞金
190,301,000円
キンシャサノキセキ(AUS)
母 (母父)
カストリア(USA) by Kingmambo(USA)
馬主
安原 浩司
生産者
浜本牧場 (門別)
調教師
須貝 尚介
騎手
川田 将雅
  • 母カストリア
    母カストリア
  • カストリアはキンシャサノキセキを受胎している
    カストリアはキンシャサノキセキを受胎している
  • 父ジャスタウェイの明けて1歳
    父ジャスタウェイの明けて1歳
  • 母譲りの美形顔
    母譲りの美形顔
  • お祝いの花で溢れた
    お祝いの花で溢れた

 昨年12月24日、阪神競馬場で行われた阪神カップ(G2)は、これまでの先行策から一変し中団待機でレースを進めた7番人気シュウジが、直線で外に持ち出して脚を伸ばし、2番手追走から抜け出した2番人気イスラボニータをゴール前で捕らえてアタマ差をつけ優勝。一昨年9月の小倉2歳ステークス(G3)以来1年3か月ぶりの4勝目を重賞で飾った。

 シュウジは日高町豊田にある浜本牧場の生産馬で父キンシャサノキセキ、母カストリア、母父:Kingmamboという血統。同牧場は新しく良いとされるものがあれば取り入れて行く事をモットーとして夜間放牧も早くから実施していたそうだ。そしてそのための広い放牧地の確保に努め、幼い頃から広い放牧地で走り回れる環境作りに取り組んできた。これまでにツルマルガール(朝日チャレンジカップ(G3))、ツルマルボーイ(安田記念(G1))、カノヤザクラ(セントウルS(G2))、本馬の半兄ツルマルレオン(北九州記念(G3))などの重賞馬を生産している。

 レース当日、大雪の影響で新千歳空港への発着に欠航が相次ぐ中、無事に阪神競馬場まで応援にかけつけた濱本泰彰社長。パドックでシュウジが周回する様子を目の前で見ていたそうだ。「多少ちゃかついていましたが気合が入っていました。筋肉にも張りがあって、今思えば最高の状態だったと思います。レースはゴールをちょっと過ぎた辺りの席で応援していたのですが、最後の直線では「来た!やったね!」と勝利を確信しました。地力があって3歳にしては落ち着いた走りでしたね。そして川田騎手が上手くやってくれました。仕掛けるのがもう少し遅かったら届かなかったですから絶妙のタイミングでしたよ。勝った瞬間は関係者と嬉しく喜び合いました。」その笑顔からそれがどれほどの喜びであったかが伝わって来る。

 レースを勝利で飾ったシュウジに会うため装鞍所に行った濱本さんはそこである変化に気が付いたそうだ。「レース前とは顔つきが変わっていました。落ち着いた表情をしていましたしやり遂げた充実感も伝わって来ました。大人びている、そこが魅力ですね。また顔も黒目が多く可愛いくて良い表情をするんです。」一生懸命走ってくれて顔もハンサムとなれば可愛くて仕方がないのは当然だろう。

 「当歳の頃はやんちゃだけれども言う事を聞く賢い仔でした。当歳同士でじゃれ合っていつも元気いっぱい。みんなで放牧地で走り出すとその一番最後から走りだしても追いつくなど、小さい頃から脚が速かったです。生まれ持ったものがあって、それを育成所と厩舎が鍛えてここまで成長させてくれたんです。」

 米国キーンランドのせりで購入してきたという母カストリアは賢く人間に優しく美しい顔をした大型の馬で、今となっては牧場の宝のという存在になった。2歳エンパイアメーカーの牝は浦河町のディアレストクラブでトレーニングに励み、1歳ジャスタウェイの牝は同牧場で順調に育っている。今はシュウジの全兄弟となるキンシャサノキセキの仔の出産に向けて穏やかな日々を過ごしている。

 「シュウジがこれからどんな風に充実していくのか楽しみです。名前も憶えやすいのでファンの皆様に親近感を持ってもらえたら嬉しいですね。無事に大きいタイトルを獲って将来種馬になって帰ってきてくれるように夢を膨らませて待っています。」パワーと瞬発力、スピードも兼ね備えたシュウジのこれからの活躍に期待が高まる。


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