重賞ウィナーレポート

2015年04月05日 産経大阪杯 G2

2015年04月05日 阪神競馬場 曇 不良 芝 2000m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ラキシス

プロフィール

生年月日
2010年01月31日 05歳
性別/毛色
牝/鹿毛
戦績
国内:13戦5勝
総収得賞金
295,986,000円
ディープインパクト
母 (母父)
マジックストーム(USA)  by  Storm Cat(USA)
馬主
大島 昌也
生産者
ノーザンファーム (安平)
調教師
角居 勝彦
騎手
C.ルメール

 今年の大阪杯(G2)を制したのは4番人気のラキシス。この後の天皇賞(春)(G1)、安田記念(G1)など、今年のG1シーズンを沸かす有力馬たちが多数出走していただけに、「大番狂わせ」といった報道もされていたが、何せラキシスもエリザベス女王杯(G1)を制したG1ウイナー。高い能力を持った馬が、更なる成長を遂げたと見るべきだろう。

 「メンバーも揃いましたし、正直、勝てるという自信はありませんでした。それでもあれだけの勝ち方を見せてくれたわけですから、本格化したと見るべきなのでしょう」とはノーザンファーム空港牧場でラキシスの育成調教を手がけた、窪田淳調教主任。窪田調教主任には、エリザベス女王杯(G1)のレース後にもお話を聞かせてもらっているが、その時にも「ゆっくりとした成長曲線を辿ってきた」という話を聞かせてもらっていた。

 「厩舎でも間隔を取りながらレースを使ってくれましたが、その度に成長しているような感覚がありました。今回はプラス10㎏で出走してきましたが、この馬体重もまた、成長を証明しているのかもしれません」(窪田調教主任)

 成長の跡は、今回のレース内容にも現れていた。不良馬場の中、後方からレースを進めたラキシスは、牝馬とは思えない程の豪脚で一気に先団を飲み込んだ。

 「あの馬場で後方から差しきるのは、牡馬でもそうできないと思います。自分自身、届かないのではないかとも思っていただけに、先頭に踊り出たときにはビックリしました」(窪田調教主任)

 一流の牡馬を相手にしての完勝。今後の牝馬限定戦では、まさに力の違いを見せつけてくれそうなだけでなく、牡馬と対決するG1レースでも、まさに「女傑」といった活躍も十分に期待できる。

 「この馬のために尽くしてくれているオーナー(大島昌也氏)や、角居調教師、厩舎の皆さんの力添えがあってこその成績だと思います。それに応えるように馬も充実一途を辿っていますし、今後の活躍がますます楽しみになってきました」(窪田調教主任)

 その窪田調教主任曰く、「牧場での姿からして、完成の暁にはまだ馬体が増えているはず」と語るラキシス。次走ではどんな馬体で出走してくるのかにも注目したい。