2012年01月09日 フェアリーS G3
優勝馬:トーセンベニザクラ
| 生年月日 | 2009年03月07日 | 性別/毛色 | 牝/黒鹿毛 |
|---|---|---|---|
| 戦績 | 国内:8戦3勝 | 父 | ダイワメジャー |
| 総収得賞金 | 54,036,000円 | 母 | トーセンブリリアン |
| 生産者 | 有限会社 エスティファーム (門別) | 母父 | ホワイトマズル(GB) |
| 馬齢 | 03 | 馬主 | 島川 隆哉 |
| 調教師 | 柴崎 勇 | 騎手 | 津村 明秀 |
母トーセンブリリアン
今年もダイワメジャーを交配予定
トーセンブリリアン2011
牝、父フレンチデピュティ
毎年牝馬クラシック路線の有力馬を送り出している重要な一戦、フェアリーS(G3)は、3番人気のトーセンベニザクラがゴール前の大混戦をクビ差で制し、重賞初勝利を飾った。
ダイワメジャー初年度産駒からまた1頭クラシック候補が誕生した。トーセンベニザクラを生産したのは、日高町にあるエスティファーム。平成18年4月に「トーセン」の冠で知られる島川隆哉氏がオーナーブリーダーとして開場した牧場だ。育成は千葉県香取市で行い、日高では74頭の繁殖・1歳馬と、4頭の種牡馬を33名のスタッフで繋養している。
レース当日、田辺静一場長は事務所のテレビでスタッフたちと一緒に声援を送った。
「自分がここで応援すると勝てないというジンクスがあったのでウロウロしていたんですが、結局手持ち無沙汰で戻って来てしまったんです」と苦笑い。そんな心配をよそに、ベニザクラは鋭い末脚を繰り出して見事先頭でゴールした。「4頭並んだ状態でゴール板前を通過していたので、勝利が確信できるまで本当にドキドキでした。勝ったとわかった瞬間はみんな大喜び。初めての中央重賞制覇ですし、やはり生産馬での勝利は格別ですね。これでジンクスが覆されたのでこれからは堂々と応援できますよ」と田辺場長は満面の笑みを浮かべていた。
母トーセンブリリアンは03年セレクトセール当歳において1,575万円で島川氏に落札され、07年に繁殖入り。ベニザクラは2番仔になる。「ブリリアンは種馬の特長を引き出す傾向にあって、今年の当歳(牝、父フレンチデピュティ)はがっしりした体型で首差しの太い、いかにもフレンチという感じ。気性は母似でマイペースな馬が多いですね。ベニザクラはダイワメジャーの初年度産駒ということもあり、傾向が掴みにくかったんですが、胸前の筋肉の張りが立派すぎてトモがさみしく映るほど、前が勝っていたのが記憶に残っています。これといって手のかからない馬でしたが、乗り馴らしをしていくうちにうるさい面を見せるようになって、こういう馬が走るのかな?と漠然と思いました」と振り返った。
開場6年目にして届いた福音。「丈夫が取り柄の馬ですから、無事にいけば恥ずかしいレースはしないと思います。このまま王道を突き進んで欲しいですね。生産馬が走れば励みになりますが、これに奢らず強い馬づくりを頑張ります」と気を引き締める田辺場長。桜花賞(G1)ではその名前に相応しい大輪の花を咲かせてくれるだろう。


















