重賞ウィナーレポート

2004年10月02日 札幌2歳S G3

2004年10月02日 札幌競馬場 曇 良 芝 1800m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ストーミーカフェ

プロフィール

生年月日
2002年03月24日 02歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:3戦2勝
総収得賞金
115,944,000円
アドマイヤベガ
母 (母父)
グリーティングス(GB)  by  Rainbow Quest(USA)
馬主
西川 恭子
生産者
ノーザンファーム (早来)
調教師
小島 太
騎手
四位 洋文
【取材先:ストーミーカフェ号の生産者、ノーザンファーム(事務局)】


―――――おめでとうございます。最後は2着の馬に詰め寄られましたが、見事に逃げ切りました。

 ありがとうございます。このレースを逃げ切るというのは珍しいですが、よく頑張ってくれました。


―――――函館2歳Sに続いての2歳重賞制覇ですね。このレースにも生産馬が5頭も出走していましたが、ノーザンファームさんでも過去これだけ2歳戦で勝ち上がった事は無いと聞きましたが?

 そうですね。確かに今年の2歳は順調です。ただこれからまだデビューしてくる期待馬もたくさんおります。


―――――アドマイヤベガの初年度産駒ですが、本馬の牧場時代での評価は如何でしたか?

 そうですね、残念ながらベガの仔はうち(空港牧場)にはこの1頭しかいなかったのですが、ここで育成した同世代26頭の中では、動きはNO,1でしたから、当初から期待していた1頭です。競馬場へ送り出す時には「重賞を勝てる馬だな・・・」と思っていました。調教の時はレースと同じで、「ポン」と飛び出すと、走り出して止まらなくなるようなところがあるので、あまり無理をしないように、ごまかしながらやっていました。多少チャカつくようなところも見せていましたけど、賢い馬でしたし、育成過程は非常に順調でしたね。(空港牧場スタッフより)


―――――母(グリーティングス)についても教えて下さい。

 この馬は血統的な魅力から、せりではなく直接牧場から購入しました。(※グリーティングスの母キッシングカズンは英国GⅠ勝馬)普段から特にうるさいといったような事もないですし、普通に扱いやすい、いいお母さんです。


―――――ご協力ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り致します。 札幌開催のトリとなる2歳重賞・第39回札幌2歳Sは、5番人気のストーミーカフェが鮮やかに逃げ切って快勝した。同馬は、新種牡馬として期待されるアドマイヤベガ産駒で、父に重賞初勝利のタイトルをもたらした。