重賞ウィナーレポート

2004年12月19日 CBC賞 G2

2004年12月19日 中京競馬場 曇 良 芝 1200m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:プレシャスカフェ

プロフィール

生年月日
1999年03月29日 05歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:10戦7勝
総収得賞金
212,147,000円
ハートレイク(GB)
母 (母父)
エアインセンス  by  サンデーサイレンス(USA)
馬主
西川 清
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
小島 太
騎手
蛯名 正義
【取材先:プレシャスカフェ号の生産者・社台ファーム(スタッフ)】


―――重賞初制覇おめでとうございます。凄い切れ味で最後のゴール前は強さが際立ちましたね。休養を挟み、これで3連勝としましたが、レース前はどんな気持ちでご覧になりましたか?

スタッフ:ありがとうございます。デキの良さは厩舎陣営から聞いていましたので、好メンバーを相手にどのようなレースを見せてくれるか楽しみにしていました。


―――新聞には「今回が初めて順調に調整できた」と書かれていました。それでいて既に6勝を挙げていましたから、今後は益々期待できますね?

スタッフ:馬の成長を妨げないように、調教を重ね、そしてレースを選択してきた成果がここで実を結んだのではないかと思います。母系はシャダイアイバー~サワーオレンジへと遡る社台ファームの根幹牝系で、成長力あるファミリーですので、今後がますます楽しみです。


―――その母についてもお聞かせ下さい。エアインセンスはどんなお母さんですか?

スタッフ:現役時代はカン性がきつくて、決まったスタッフしか扱えなかったような馬でした。しかし繁殖入りしてからは、性格も穏やかになり、子育ても安心して任せられる馬です。


―――これからは一度放牧され、3月の高松宮記念が目標となるようですが、今回このようなGⅠ馬も出走するメンバーと互角以上に戦えた事で、先々が非常に楽しみになりましたね。

スタッフ:育成時代からスピード満点で、柔軟性と力強さを併せ持った馬でした。生産馬のデュランダル以外にもサニングデールやカルストンライトオなど、短距離界は役者が揃っていますから、そういった馬たちとも互角に渡り合えるように成長して欲しいです。


―――ご協力ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り致します。中京競馬場で行われたスプリントGII・第40回CBC賞は、単勝4番人気のプレシャスカフェが中団待機から直線で弾けるような末脚を発揮して差しきり勝ちを収めた。