重賞ウィナーレポート

2004年10月30日 武蔵野S G3

2004年10月30日 東京競馬場 雨 重 ダ 1600m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ピットファイター

プロフィール

生年月日
1999年02月26日 05歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:14戦8勝
総収得賞金
223,855,000円
Pulpit(USA)
母 (母父)
デアリングダンジグ(USA)  by  Danzig(USA)
馬主
臼田 浩義
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
加藤 征弘
騎手
柴田 善臣
【取材先:ピットファイター号の生産者、社台ファーム(事務局)】


―――――重賞初勝利おめでとうございました。
半年以上の休み明けでしたが、最後はよく力強く2着の馬を振り切りましたね。レースはどのようなお気持ちでご覧になりましたか?

 ありがとうございます。昨年の12月以降休養していましたが、早い時期からこのレースを目標にしていましたし、美浦に入厩後も順調に過ごしていたので、休み明けでこのメンバー相手にどのようなレースをしてくれるか、久々の不安よりも、楽しみのほうが大きかったですね。


―――――本馬の牧場時代の印象はどうでしたか?

 歩いている姿よりも、走っている姿の方が良く見せる馬で、加藤調教師も牧場に来るたびに、自ら騎乗して追いきりをつけていました。そういった地道なトレーニングの積み重ねが、今回の重賞勝ちにつながったのではないでしょうか。


―――――本馬の母、デアリングダンジグはどんな母親ですか?

 カン性のキツいお母さんで、自分の子だけでなく、よその子もしかってくれる厳しいお母さんです。また、この日の午前中にピットファイターの妹も関西で勝ち上がりました。
※10/30 京都3R デアリングハート号/父サンデーサイレンス 


―――――これでダート競走での成績は12戦8勝・2着3回となりましたね。次走はまだ未定のようですが・・・

 今後は山元トレーニングセンターに放牧、来年のフェブラリーステークスを大目標に進めてゆくことになりました。


―――――ご協力ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り致します。

 秋のダートマイル重賞・第9回武蔵野Sは、単勝5番人気のピットファイターが直線の叩き合いを制して快勝。骨折休養をはさんで3連勝で重賞初勝利を果たし、ダート戦線に名乗りを上げた。