重賞ウィナーレポート

2004年12月11日 中日新聞杯 G3

2004年12月11日 中京競馬場 晴 良 芝 1800m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:プリサイスマシーン

プロフィール

生年月日
1999年03月13日 05歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:24戦12勝
総収得賞金
508,302,000円
マヤノトップガン
母 (母父)
ビーサイレント  by  サンデーサイレンス(USA)
馬主
池谷 誠一
生産者
白老ファーム (白老)
調教師
萩原 清
騎手
後藤 浩輝
  • 当歳時のプリサイスマシーン
    当歳時のプリサイスマシーン
  • レース翌日の積雪で海岸沿いの放牧地も真っ白に
    レース翌日の積雪で海岸沿いの放牧地も真っ白に
【取材先:プリサイスマシーン号の生産者・白老ファーム(スタッフ)】

――― 1番人気に応えてのレコード勝ち。まさに完勝でしたね。このレースはどんなお気持ちでご覧になりましたか?


繁殖厩舎スタッフ:ありがとうございます。去年は57㎏で今回の斤量は1㎏増の58㎏なので、パドックで落ち着きが有れば・・・と思っていました。レースでは4コーナーから直線に向いて馬群から伸び出た時は「勝てる!」と思いましたね。



――― レース後の喜びの様子を教えて下さい。


繁殖厩舎スタッフ:厩舎では拍手と万歳で盛り上がりました!みんなとても大喜びでしたよ。



――― 同レースは2年連続の勝利となりましたが、昨年と今年とそれぞれどんなお気持ちですか?また今回の勝利は昨年の同レースから実に1年ぶりの勝利でしたが・・・


繁殖厩舎スタッフ:去年と同じレースで勝利出来たのは、牧場従業員一同大変嬉しく思います。この1年は、着には入るのですが、なかなか勝てず今一でしたので、この勝利で勢いを付けてこの先も頑張って欲しいと思います。



――― 本馬は川崎競馬場でデビューをされたのですね。5連勝して中央へ転厩しましたが、その当時は中央でどの程度活躍出来ると期待をしていましたか?


繁殖厩舎スタッフ:そうですね、母父サンデーサイレンスの勝負強さと、父マヤノトップガンの直線の切れ味が出れば、中央でも期待出来ると確信していました。



――― 当歳時はどんな馬だったかお聞かせ下さい。


繁殖厩舎スタッフ:生まれた時は、小さいけれどバランスの良い、母馬に似て丸味のある馬でしたね。この馬には乳母が付いていたのですが、乗りかかって遊んでは、よく親に怒られていました・・・(笑)



――― さて続いて、母ビーサイレントについてお聞かせ下さい。普段はどんな母親ですか?


繁殖厩舎スタッフ:性格はサンデーサイレンスに似たのか、気性が荒いです。子育ては初仔と2産目はその気性の荒さから乳母付けになりました。



――― 来年のお産の予定を教えて下さい。


繁殖厩舎スタッフ:現在フォーティナイナーの仔を受胎しています。予定日は4月29日、無事に生まれて来て欲しいですね。



――― 牧場としてはGI3連勝から、今週は3週連続での重賞勝ちとなりました。今年も残りあと2週となりましたが、最後には有馬記念(ゼンノロブロイが出走予定)も待っています。最高の形で1年を締めくくれたら良いですね?


繁殖厩舎スタッフ:そうですね。今年は最高の1年になりました。また最後に有馬記念でゼンノロブロイに勝って欲しいです。とにかくどの馬もケガ無く、長く競馬をしてくれて、これからも牧場の皆を喜ばせて欲しいと思います。



―――ご協力ありがとうございました。今後益々のご活躍をお祈り致します。父内国産限定重賞、第40回中日新聞杯(GIII)は、マヤノトップガン産駒で1番人気のプリサイスマシーンが58キロの斤量をモノともせずレコードタイムで完勝。同レース2連覇を達成した。