重賞ウィナーレポート

2004年07月25日 函館記念 G3

2004年07月25日 函館競馬場 晴 良 芝 2000m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:クラフトワーク

プロフィール

生年月日
2000年04月02日 04歳
性別/毛色
牡/黒鹿毛
戦績
国内:14戦4勝
総収得賞金
238,134,000円
ペンタイア(GB)
母 (母父)
ワーキングガール  by  パドスール(GB)
馬主
(有) サンデーレーシング
生産者
白老ファーム (白老)
調教師
後藤 由之
騎手
横山 典弘
  • 当歳時のクラフトワーク(2001年カタログより)
    当歳時のクラフトワーク(2001年カタログより)
―――――初めての重賞勝ち、おめでとうございます。

 有難うございます。非常にうれしいです。


―――――最後は内で力強く伸びました。ジョッキーがこの馬の持ち味を上手く引き出してくれたのではないでしょうか?

 そうですね。今回は横山騎手が初騎乗にも関わらず、この馬の能力を十分に発揮してくれたと思います。


―――――「荒れる重賞」と言われるレースで、2番人気を集めていました。レース前のお気持ちは如何でしたか?またパドックでの本馬はどのように映りましたか?

 正直、相変わらずうるさいと思いました。


――――― 一時はクラシックも期待された馬です。この勝利は今後を占う意味でも非常に大きな1勝となりましたね。

 そうですね。これで、秋のローテーションも組みやすくなりましたし、天皇賞も非常に楽しみになりました。


―――――兄クラフトマンシップに続く兄弟制覇も、牧場にとっては非常に嬉しい事ですね。

 正にその通りです。重賞ウィナーを複数頭出す母馬はやはり、牧場側にしてみれば、本当に貴重な存在です。大切にしなければ、いけないですね。


―――――さて、更に今年は本馬の全妹(16.4.18生・栗毛)が生まれていますね。どんな馬かお聞かせ下さい。

 頑固なところは、兄に似ていますね。体つきも、コンパクトで、身がギュッと詰まった感じも、兄によく似ています。


―――――母のワーキングガールはどんな母親ですか?

 子に対しては非常に面倒見の良い母ですが、人間に対しては、一癖ありますね。癖を把握しないと、非常に扱い辛い面をもっています。 第40回函館記念は、単勝2番人気のクラフトワークが鋭い末脚を繰りだして優勝。待望の重賞初制覇を決めた。クラフトワークの馬主は(有)サンデーレーシング、生産者は北海道・白老町の白老ファーム。母ワーキングガール(中央4勝)の初仔で半兄にあたるクラフトマンシップ(父フレンチグローリー)も平成12年の函館記念を制しており、兄弟同一重賞制覇の達成となった。