重賞ウィナーレポート

2004年04月04日 産経大阪杯 G2

2004年04月04日 阪神競馬場 曇 稍重 芝 2000m このレースの詳細データをJBIS-Searchで見る

優勝馬:ネオユニヴァース

プロフィール

生年月日
2000年05月21日 04歳
性別/毛色
牡/鹿毛
戦績
国内:12戦7勝
総収得賞金
613,376,000円
サンデーサイレンス(USA)
母 (母父)
ポインテッドパス(GB)  by  Kris(GB)
馬主
(有) 社台レースホース
生産者
社台ファーム (千歳)
調教師
瀬戸口 勉
騎手
M.デムーロ
  • 1歳時のネオユニヴァース(2001年社台サラブレッド・クラブのパンフレットより)
    1歳時のネオユニヴァース(2001年社台サラブレッド・クラブのパンフレットより)
【取材先:ネオユニヴァース号の生産者、社台ファーム(事務局)】



-------ダービー以来の久々の重賞制覇、おめでとうございます。4カ月の休み明けで59キロの斤量が影響したのでしょうか、2着の馬にはしぶとく粘られましたね。


 僅差でしたが、いつもち切って勝つ馬ではありませんし、相手を力でねじ伏せる、この馬らしさが見られた良い内容だったのではないでしょうか。  



-------ネオユニヴァース号の幼駒の頃について教えてください。 


 ヤンチャでしたが、兄のチョウカイリョウガやアグネスプラネットほどではありませんでした。兄同様に物覚えがよく度胸のある馬でした。  

 

-------母ポインテッドパスはどんなタイプの母親ですか? また、今年はマンハッタンカフェの仔が生まれる予定ですが・・・。 


 お産のベテランです。常に何事に対してもどっしりと構えている母親です。当歳は、3月8日に生まれました。骨量豊富で流星が特徴的な牝馬の鹿毛です。  


-------ネオユニヴァース号について何かエピソードがあればお聞かせください。 


 昨年の宝塚記念から4日後に放牧に帰ってきた時ですが、馬運車から降りた後馬房に入るまで立ち上がって2本足で歩き続けました。疲れて帰ってくるだろうという予想を大いに裏切られ、元気の有り余った状態で戻って来ました。あの時に、スタッフ一同この馬の本当の強さを改めて思い知らされた気がします。  


-------今後の期待をお聞かせください。 


 昨秋は勝ち鞍がありませんでしたが、力負けだとは思っていません。今後はそのリベンジを果たして欲しいと思っています。 第48回産経大阪杯は、昨年の皐月賞、ダービーの2冠を制したネオユニヴァースが、ゴール前で粘るマグナーテンを抑えて優勝。今年初戦を白星で飾って、昨年の最優秀3歳牡馬の貫禄を示した。
 ネオユニヴァースの馬主は(有)社台レースホース、生産者は北海道・千歳市の社台ファーム。同馬は、母ポインテッドパス(英国産、1984生、未勝利)の8番目の産駒にあたる。全兄にチョウカイリョウガ(牡、1996生、黒鹿毛、中野隆良厩舎)がいる。