馬産地見学ガイドツアーレポート[オークション体験レポート]

せり市の臨場感を再現！　競馬グッズのオークションを体験！

2009年10月9日

せり前の購買者席の様子(他全42枚)

総出品数23品。鑑定台には実際に北海道市場で鑑定人を務めるスタッフが立ち、オークション参加者も実際に馬主がせりに参加する席に座るなど、何から何まで本当のせりを模して行われたチャリティーオークション。23品の競馬グッズには、騎手の写真が入ったゴール前写真や牧場が制作したベストやブルゾン。また種牡馬の蹄鉄や頭絡も出品され、どのぐらいの落札額となるのだろうかと、せりの開始前から緊張に胸が高鳴ります。

落札価格は実際の価格の１万倍、つまり1000円の商品は1000万円として読み上げられると共に、電光掲示板にも価格が表示されていきます。当初は番号札を掲げるのが恥ずかしかったのか1000万円台（1000円台）での落札が続きましたが、この日初めてとなる１億円（１万円）を超える落札が出ると会場内はヒートアップ。立て続けに１億超の取引が続き、このチャリティーオークションの目玉となったダンスインザダークが実際に使用していた頭絡が上場。鑑定人の声に誰もが手を下げる事が無く、３億、５億、そして９億とせり値は上がっていきます。結局、10億円（10万円）で落札されましたが、北海道市場の電光掲示板の表示上限の９億9999万円まで到達し10億円の表示ができない事態に。ちなみこの金額は表示上では日本の競走馬市場における最高の落札額ともなります。

この日は23品全てが落札され、総落札額は28億円（28万円）を突破。落札代金は10月15日に門別競馬場で行われるホッカイドウ競馬、2009馬産地見学ガイドツアー参加者協賛「2009馬産地見学ガイドツアー特別」の協賛金として使われる予定です。グッズを提供してくださった皆様、本当にありがとうございました。（協賛レースの馬産地ニュースはこちら）