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<channel><title>重賞ウイナーレポート - 競走馬ふるさと案内所</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info</link>
<description>引退した名馬の牧場見学データベース。馬、牧場、地図から検索可。見学マナー、見学Ｑ＆Ａ、馬産地の知識が学べる。</description>
<language>jpn-JP</language><item>
<title>京都記念　Ｇ２</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62619</link><description><![CDATA[
　伝統の1戦、第105回京都記念(G2)を制したのは、新冠町ノースヒルズ生産のトレイルブレイザーだった。出走9頭のうち6頭が重賞ウイナーという強者揃いの中、4コーナーで早々と先頭に立つ積極的なレース運び。直線に向いてコースの真ん中に進路をとると、豪快に押し切った。
　「当日は事務所でテレビ観戦。スタッフ全員で集まって見ていました。G1を勝っている馬もいて、かなり骨っぽい相手でしたが、さすが武豊さんというレース運びでしたね。残り200ｍくらいのところでこれならいけるかもと勝利を意識して、ゴールした瞬間はみんな大歓声でした」(ノースヒルズ繁殖マネージャー・佐藤雄輔さん)
　&ldquo;チャレンジングスピリット&rdquo;をモットーに掲げ、年々飛躍を続けるノースヒルズ。2011年度の中央ブリーダーズランキングはノーザンファーム、社台ファーム、社台コーポレーション白老ファームに続く4位。すでに日本の競馬界をリードする存在だが、佐藤さんは「これが3年、5年と続いて本物ですよね。半年ちょっとの成績で何がどうとはいえませんから」と気を引き締める。とはいえ、これが一過性の成績でないことは、高い勝率が示すとおり。世代間のバラつきや条件による偏りが少ないのは、生産(及び育成)馬全体の底上げができているからだろう。「たしかに繁殖の質は向上しています。それに、5年前、10年前から働いているスタッフたちは、その時間の分だけキャリアを積んでいますからね。そうした面でも前進はできていると思います」。
　生産拠点である新冠町ノースヒルズの大事な役割は「馬の持って生まれた力を削ぐことなく、次のステージに進ませること。みんなに愛される馬を送り出すこと」と佐藤さん。牧場では普段の生活からスタッフ同士で過ごすことが多く、馬の移動に際してもスムーズに情報のやりとりができるという。育成の大部分を担う大山ヒルズ(鳥取)へ移動後もしっかり連携して、スタッフ間で情報を共有している。「栄養コンサルタントの方が大山に入る時に合わせて年4回、ノースヒルズのスタッフが大山に行く機会を設けています。スタッフ同士の交流ができますし、生産～育成、デビューまで競走馬の歩みをすべて見ることで、自分の仕事のつながりをイメージしやすくなりましたね」。
　孝行息子の活躍で一躍、その名を高めた母リリオはファレノプシス、アランセラ、キュンティアらと同じ1995年生まれの米国産馬。自身は3歳春にデビューするも、11戦1勝3着2回という成績で引退。華々しくG1戦線で活躍した同世代と比べるとあまり目立つ存在ではなかった。佐藤さんがリリオと初めて相対したのは繁殖入り後のこと。「大人しくて扱いやすそうだ」とは思ったものの、もともと小柄な体型であり、一見して受ける印象は薄かったという。しかし、生まれてきた産駒たちはいずれの子も馬格に恵まれ、逞しい体つきをしていた。6番仔のトレイルブレイザーも同様で、「当歳の頃から背が高く、雄大な馬格もっていた」。
　元来の血統の良さに恵まれた馬格。それに加えて競走馬が大成するためには欠かせない扱いやすさ。トレイルブレイザーが持って生まれた高い資質を、ノースヒルズ、大山ヒルズのスタッフたちは削ぐことなく育んだ。もちろん、やるべきことをきっちりやりながら。「前回重賞を勝った時は斤量55キロ。今回は57キロを背負っての勝利ですから、大したもの。まだ5歳ですし、これからが本当に楽しみですよ」
　もし選ばれたなら次戦は僚馬トランセンドと共にドバイ遠征(3月31日、UAEメイダン)へ。チーム・ノースヒルズの世界を見据えた戦いが始まる。
]]></description><pubDate>Sat, 11 Feb 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>共同通信杯　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62545</link><description><![CDATA[
　今年の牡馬クラシック路線にニューヒーローが誕生した。第46回共同通信杯(G3)は、2番人気のゴールドシップが最後の直線で末脚を伸ばし、逃げた1番人気のディープブリランテに1馬身3／4差をつけて快勝した。
　2歳時に挑戦した重賞は2着2回。3歳になり本格化したゴールドシップが、これまでの雪辱を果たす重賞初制覇。開業3年目の須貝尚介調教師にとっても中央重賞初勝利だった。
　同馬を生産したのは、日高町の出口牧場。現代表の出口俊一さんで3代目となる老舗牧場は、1988年アルゼンチン共和国杯(G2)などを制したレジェンドテイオー以来の重賞勝利に歓喜した。
　レース当日は俊一さんの弟で、共に牧場を切り盛りしている悟さんが現地へ駆けつけた。「うちの馬は馬体も丁度いい感じだったし、チャンスはあるかな？とは思いました。逃げた馬を抜き去るまでは馬同様必死で、久しぶりに声が出ましたよ。レース前に思い描いた理想通りの展開になって、勝つときはこういうもんなんだなって驚きました」と俊一さん。
　母ポイントフラッグはテイエムオーシャン、レディパステルなどと同期で牝馬クラシックにも駒を進めた活躍馬。ゴールドシップは5番仔になる。
　09年にゴールドシップが誕生する前、すでに父ステイゴールド&times;母父メジロマックイーン配合の先駆けともいえるドリームジャーニーが活躍していたが、俊一さんは特に意識していなかったと言う。
　「母のポイントフラッグは現役時でも500kgを優に超える大型馬で、子供たちも皆大きくて常に脚元の不安に悩まされました。そこで小柄な種馬ということで、ステイゴールドを配合したんです。だけど、生まれて来たらやっぱり大きかった」と苦笑い。放牧地では同い年の他馬より一回り大きく、毛色も手伝ってかなり目立つ存在だったそうだ。
　馬格だけで目立っていた幼少期を過ぎ、自ら輝きを放ちはじめたゴールドシップ。俊一さんにとってこの重賞制覇は何重もの喜びだった。「20年来のお付き合いをさせてもらっているオーナーの馬で重賞を勝てたこと。須貝調教師も先代からのお付き合いだし、ここにも縁を感じますね。馬産に携わる者としてクラシックはやはり特別なものだし、地元の人たちが自分のことのように応援してくれるのが嬉しいね。うちの馬が走ることによって日高全体が元気になってくれればなにより嬉しいこと」と満面の笑みを浮かべた。
　ゴールドシップの活躍が、日高の活力となることを願わずにはいられない。
]]></description><pubDate>Sat, 11 Feb 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>クイーンＣ　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62529</link><description><![CDATA[
　日本、そしてメジャーでリリーバーとして活躍した佐々木主浩氏が所有するヴィルシーナが、クイーンC(G3)を優勝。佐々木氏にとっては初めての中央重賞勝利となり、翌日のスポーツ新聞でも口取り式の写真が大きく取り上げられた。
　「佐々木オーナーはハルーワスウィートのファンということで、ヴィルシーナも所有されたのですが、牧場にも頻繁に足を運んで、成長の過程や調教などをご覧になっていました」とノーザンファームの中尾義信さん。佐々木氏の期待通りに札幌で行われたメイクデビューに勝利したヴィルシーナは、同じ条件で行われる札幌2歳S(G3)に出走するプランも上がったが、無理をすることなく、ノーザンファーム早来牧場で調整されることとなった。
　「佐々木オーナーや友道調教師と相談した結果、まだ成長過程にある馬ですし、クラシック出走を目標とするためにも、無理をせずに成長を待とうということになりました。ただ、牧場に戻ってから急激に馬が良くなって来て、担当していたスタッフからは『春とは違う馬になっている』との声も聞こえてくるようになりました」(中尾さん)
　デビュー2戦目となる黄菊賞こそ3着に破れるも、数々のG1馬を輩出し、出世レースとして知られるエリカ賞を勝利。クイーンC(G3)には2番人気で臨むこととなった。
　「エリカ賞と同じように前でレースを進めながら、そのまま押し切ったように、流れもヴィルシーナに向いていたと思います。それでも2着馬の追撃を振り切ったのは力がついていることの証明なのでしょうし、先々大きな仕事をしてくれそうな期待も膨らみます」(中尾さん)
　このヴィルシーナの勝利で、ノーザンファームはなんと6週連続での重賞勝利。しかもヴィルシーナのようにディープインパクト産駒の活躍が目立っている。
　「我々としても産駒の活躍には驚かされるばかりです。ただ、それだけ種牡馬ディープインパクトの資質が優れているということなのでしょうし、まだまだ多くの活躍馬を送り出して、父サンデーサイレンスのように生産界を引っ張る種牡馬となってもらいたいです」(中尾氏)
]]></description><pubDate>Fri, 10 Feb 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>きさらぎ賞　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62463</link><description><![CDATA[
　ワールドエースというその名にふさわしい、圧巻のレースぶりだった。きさらぎ賞(G3)に出走したワールドエースは、最後の直線で大外に進路を取ると、そこから上がり3ハロン33秒フラットの末脚を披露。前走の若駒Sの鬱憤を晴らすかのような快勝は、レースレコードという時計面でも、その強さを証明する形となった。
　「血統面だけでなく、幼少時から外見的評価も高く、この年のサンデーレーシングの募集馬でも最高の評価を受けた馬です。調教でも誰もが認める動きを見せていただけに、こうして期待に応える結果を残してくれたことを、大変嬉しく思っています」
　とはノーザンファームの中尾義信さん。毎週のように喜びの声を聞かせていただいている中尾さんだが、それもそのはず、ノーザンファーム生産馬の重賞制覇はこれで5週連続となった。
　「鞍上を務めていた小牧騎手もレース後に話していられましたが、デビュー戦、そして若駒Sとそれまで鞍上を務めていた福永騎手が折り合いを教えてくれていたことが、最後の末脚に繋がった印象を受けます。また、2着には生産馬のヒストリカルが入着しているのですが、そのヒストリカルが後方から追い込んでくると、また違った手応えを見せたように、まだ秘めた能力があるのかもしれません」(中尾さん)
　それにしても今年のクラシック戦線におけるノーザンファーム生産馬の活躍は目を見張るものがある。牡馬ではワールドエースだけでなく、昨年の朝日杯FS(G1)の優勝馬アルフレード、そしてラジオNIKKEI杯2歳S(G3)の優勝馬アダムスピークが賞金面でのクラシック出走を確定。牝馬では昨年の阪神JF(G1)の優勝馬ジョワドヴィーヴルだけでなく、シンザン記念(G3)の優勝馬ジェンティルドンナ、ファンタジーS(G3)の優勝馬アイムユアーズ、そして小倉2歳S(G3)の優勝馬エピセアロームと、4頭の重賞勝ち馬が牝馬クラシック戦線を賑わそうとしている。
　「今後はこうした重賞勝ち馬たちがクラシックで激突していくこととなるのでしょうが、どの馬も優れた能力を持ち合わせているだけに、本番ではレベルの高い争いを繰り広げてくれそうです。またワールドエースもそうですが、今後の成長力が見込める馬ばかりなので、次走でどれほど強くなった姿を見せてくれるかも楽しみです」
　今週の重賞競走にも有力馬を数多く送り出しているノーザンファーム。この勢いなら6週連続重賞制覇もあながち不可能ではないような気もしてくる。
]]></description><pubDate>Sat, 04 Feb 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>東京新聞杯　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62481</link><description><![CDATA[
　強豪マイラーが顔を揃えた第62回東京新聞杯(G3)は、8番人気のガルボが逃げたコスモセンサーとの競り合いをクビ差制し、10年のシンザン記念(G3)以来となる重賞2勝目をあげた。
　ガルボを生産したのは、様似町の高村伸一牧場。高村伸一、洋子夫妻とパート従業員の3人で7頭の繁殖牝馬を所有する家族経営の牧場だが、94年の京都新聞杯(G2)を制したスターマンをはじめ、同年北九州記念(G3)勝ち馬イブキファイブワン、新潟記念(G3)勝ち馬のインターシュプール、08年NzT(Jpn2)のサトノプログレスなど、コンスタントに重賞馬をターフに送り出している。
　レース当日、高村夫妻は自宅でレースを見守っていた。「前回の重賞勝利もそうだし、寒い時期に走る馬だから掲示板くらいはあるかも？と期待はしていましたが、賞金が足りなくて除外対象になっているということで現地応援は見送りました。それが無事出走できてあれよあれよという間に勝ってしまった。運が味方したんですね」と洋子さんは笑う。
　ガルボは、牧場のオーナーブリーディングホースであるヤマトダマシイの最後の仔として、牧場にとって大きな改革の時期に誕生した。「これまでの馬産といえば、寒い時期なら日が昇って暖かくなってから放牧に出す、雨が降ったら厩舎に入れる、というのが普通で、馬をガラス細工のように扱っていました。でも、それでは強い馬を作れない。勇気のいる決断でしたが、夜間放牧を導入したんです。はじめた年に生まれて、当歳から夜間放牧を経験したのがサトノプログレス。そして2年後に生まれたのがガルボでした」。
　最初は試行錯誤の連続だった夜間放牧。月日が経つに連れてノウハウを覚え、軌道に乗りはじめた頃生まれたガルボは高村さんの願い通り逞しく成長して行った。
　小柄だったため1歳秋まで成長を待ち、オータムセールに上場されたが買い手が付かず主取りとなってしまう。「母であるヤマトダマシイも420kg前後で競馬をしていた小柄な馬だったので、ガルボも牡馬にしては線が細かったですね。だけどバランスが良く、どこに出しても恥ずかしくない垢抜けした馬体をしていましたから自信を持ってせりに上場したんですが&ldquo;小さい&rdquo;ということが嫌われてしまってね」と振り返る。
　縁あって今の馬主さんに出逢い、競走馬として走りはじめたガルボ。伸一代表は「デビュー当時430kg台だった馬体重も480kgと立派になり、強い相手にも勝てるほどに成長した。脚元も丈夫だし、元気に、息の長い活躍をしてもらいたいです」と成長著しい生産馬にエールを送った。
]]></description><pubDate>Sat, 04 Feb 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>京都牝馬Ｓ　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62394</link><description><![CDATA[
　全妹ジェンティルドンナの活躍に刺激を受けた、というのは考え過ぎなのだろうか？
　それでもジェンティルドンナがシンザン記念(G3)を制したその2週間後、ドナウブルーもまた、京都牝馬S(G3)を制して、重賞ウイナーとなった。
　「ジェンティルドンナが勝利した昨年のシンザン記念(G3)では、1番人気の支持を集めていたほどの能力を持っていた馬ですし、血統的背景もあって準オープンからの挑戦ながら、高い人気を集めていたのかなという気もしています。それでも重賞勝ち馬を初めとして、強いメンバーを破っての重賞制覇だけに、価値のある勝利となりました」
　とノーザンファームの中尾義信さん。重賞馬2頭を送り出した母ドナブリーニは英チェヴァリーパークS(G1)を優勝するなど4勝。良血牝系を育てていく中で、進んで海外から新しい血を導入していくという牧場側の意欲が、結果となって実を結んだ。
　「ここ数年、ドナブリーニのような輸入牝馬を、血統更新の狙いもあって導入を続けていますが、産駒成績として表れるのには時間を要する中で、1番仔、そして2番仔と早い時期から結果を残せたのは嬉しいことです」(中尾氏)
　育成時は、同じ厩舎で管理されていたレーヴディソールと同等の評価もされていたドナブリーニではあるが、5着に破れたシンザン記念(G3)など、力を出し切れないレースが続いていたことも事実だった。
　「メンタル面、また肉体面共に幼さが残っていたのでしょう。ただ、敗れたレースの中からも経験を積んできたのでしょうし、厩舎とノーザンファームしがらきとの往復の中で、メリハリのある調教を行えてきたことも成長に繋がったと言えるのかもしれません」(中尾氏)
　晴れて重賞ウイナーとなったドナウブルーだが、今後は更なる重賞タイトル、そしてG1制覇への期待も高まる。
　「今回は斤量が52㎏でのレースということで、次走が試金石となるとの見方もされているかもしれませんが、それでもあの着差や脚色を見る限り、強さを示したのは疑いようのない事実だと思います。むしろ勝ってなお、次に繋がる内容だと思いますし、そこでどんなレースを見せてくれるのか楽しみでなりません」(中尾氏)
]]></description><pubDate>Sat, 28 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>根岸Ｓ　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62424</link><description><![CDATA[
　長い直線をまるで楽しむようにグイグイと伸びてくる。フェブラリーS(G1)の前哨戦、第26回根岸S(G3)を制したのは、新冠町中地義次氏生産のシルクフォーチュンだった。昨年7月のプロキオンS(G3)の再現VTRを見るようなレース運びで、上がり3ハロンは芝並の34秒9。このキレ味、末脚の持続性、やはりただ者ではない。
　「いつもの後方待機から直線勝負。でもこないだは明らかにペースが遅かったですからね。馬体重が予想外に増えていたし、この流れでどこまで来るかなと、気楽な気持ちで見ていました。それがあの走り。直線の脚色を見た時に、これならと思いました。重賞を勝つ馬が出ること自体がすごいのに、2つも勝てるなんて本当に幸せです」(中地義次さん)
　プロキオンS(G3)の重賞ウイナーレポートで「今度重賞レースに出たら現地まで駆けつけたい」と話していた中地さんだが、この日はテレビ観戦。実は昨年秋のマイルChS南部杯(Jpn1)と武蔵野S(G3)は現地で見届けていたのだが、不利を受けたり、ちぐはぐな競馬になったりで残念な結果に。「マイルChS南部杯(Jpn1)は能力を再確認したレースだったのですが、審議でも覆らず3着。武蔵野S(G3)は出遅れたうえにモタついて&hellip;」。そうそううまくいくものではない、と自分で自分に言い聞かせながらも、日帰りで往復10時間の移動は肉体的に応えた。
　「孫がまだ幼く、今は夫婦2人で馬の世話をしているので、家を出るのは朝の仕事を終えてから。競馬場に着くのはレースの1時間前で、終わったらすぐに帰らないといけません。負けると競馬場から駅までの道のりが長く感じられてね。飛行機代ももったいないし、家族には『お父さんが行くから勝てないんだ』なんて言われたりして(苦笑)。えい、もうやめた、となってしまった」
　娘さんに&ldquo;今日はお父さんが行かないから勝つかも知れないね&rdquo;と言われつつ迎えた、シーズン緒戦の根岸S(G3)。ここ数戦のうっぷんを晴らすような豪脚でシルクフォーチュンは2つ目の重賞タイトルを獲得した。
　「常識では考えられないことかもしれないけど、あの馬は6歳にしてまた強くなっているように感じます。馬体増も重いわけではなく、もうひと回り筋肉がついたような。次は相手も揃うけど、うちの馬にもチャンスはあるはず。楽しみですね」
　これまでは競馬場に行くたびに負けたため、残念ながら験のいいスーツがない。次走フェブラリーS(G1)に向けては、思い切って新調するつもりだ。
　2月19日の東京競馬場。　ピカピカのスーツを着た中地さんは、3度目の正直で歓喜の瞬間を待つ。
]]></description><pubDate>Sat, 28 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>シルクロードＳ　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62356</link><description><![CDATA[
　春の芝短距離G1を睨んでのステップレース、シルクロードステークス(G3)は勢いに乗る明け4歳馬・ロードカナロアが快勝。断然人気のプレッシャー、重いハンデも何のその、高いスピード能力を見せつけて、連勝を5に伸ばした。
　本馬の生産は新ひだか町三石のケイアイファーム。最近、活躍している生産馬には、昨年の中山牝馬S(G3)の勝ち馬レディアルバローザ、皐月賞(G1)3着馬ダノンバラードなどがいる。同牧場・繁殖スタッフの杉山寿広さんはこうレースを振り返る。「場長の自宅でスタッフみんなと観戦していました。レース前は期待と不安を抱えながら、という気持ちでしたね。最後の直線で鋭く伸びて、逃げ馬を捕えた時には勝てると思いました。本当に素晴らしい決め脚でしたね。レースのたびに進化を感じさせる走りを披露してくれて、この馬にはいつも驚かされます。」
　牧場時代の本馬といえば、とりわけ目立ったタイプではなかったという。「母馬はやや小柄なのですが、カナロアはガッチリした体型をしていて、順調に成長しました。今では500kgですから、大きく育ちましたね。母馬は馬に対して強く、放牧地ではボスなのですが、それが産駒へ闘争心、勝負根性として受け継がれているのでしょう。」と、杉山さんは話す。
　母レディブラッサムは現役時代、芝ダート短距離で5勝。祖母サラトガデューはアメリカでG1を2勝し、3歳牝馬チャンピオンに輝いた馬で、期待の牝系がついに本領発揮している。本馬に続く妹、弟には2歳に父ネオユニヴァースの牝馬、1歳に父マンハッタンカフェの牡馬がいる。
　杉山さんは、「2歳の妹は母に似て気が強く、軽さがあって、動きも良いです。どちらかと言うとスピードタイプでしょうね。1歳の弟は父母の長所が生かされていて、バランスの良い馬です。こちらは距離がもちそうなイメージです。」と、紹介してくれた。母レディブラッサムは現在、ディープインパクトを受胎中で、出産予定日は5月１日。また、同牧場にはレディブラッサムの4番仔にあたるレディサファイア(父シンボリクリスエス)が里帰りしており、クロフネの初仔を受胎中。これから更に繁栄の一途をたどるファミリーだろう。
　同牧場ではすでに当歳馬が産まれており、3、4月にかけて出産のピークを迎える。新しい命の誕生に向き合う現場では、絶えず気力・体力をフル回転させていく毎日に、生産馬の躍進は大きな励みとなるはずだ。
　杉山さんは、「今度はG1挑戦となるようですが、また一段とレベルが上がりますからね。左回りも未経験ですが、うまくクリアして欲しいです。」と、その歩みを温かく見守っている。短距離界に現れた新星・ロードカナロア。故郷のみんなを驚かせる強い走りは、まだまだ続いていく予感がしてならない。
]]></description><pubDate>Fri, 27 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>川崎記念（中央交流）　Ｊｐｎ１</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62398</link><description><![CDATA[
　少しでも強くなるために、競走馬は日々トレーニングを積む。そのうえで人は馬が歩む道を考え、選ぶ。結果がすべての競馬の世界において、勝利は何にも代え難い成果となる。
　前人未踏の重賞9連勝。スマートファルコンは川崎記念((Jpn1)、2100ｍ、川崎、1月25日)で通算19個目の重賞タイトルを手にした。
　「ロケットスタートを決めて行けた時に、ああ良かったと思いましたね。この馬らしい強い勝ち方をしてくれて安心しました」生産者・岡田スタッドの岡田将一さんはホッと息を吐いた。昨年暮れの東京大賞典(G1)が思わぬ辛勝。やや太めが残っていたとはいえ、格下のワンダーアキュートにハナ差まで詰め寄られた走りは満足いくものではなかった。
　「それだけに厩舎サイドは川崎記念(Jpn1)で結果だけではなく、内容も求めたのだと思います。絶対に負けられない、勝つんだという強い気持ちが表れた仕上げでしたから」。7キロ絞ってより精悍になったスマートファルコンは、最後は流して後続に4馬身差の圧勝。ヴァーミリアンがもつ記録を2秒更新するレースレコードのおまけつきだった。
　「これで胸を張って次に進めます。ここまで来たら10連勝を見たいですね」(岡田氏)
　スマートファルコンがもつ重賞タイトルはいずれも地方のダートグレード競走で挙げたもの。08年8月の小倉戦を最後に中央では出走しておらず、主戦場は全国各地の地方競馬場だ。「最近は南関東のパドックで『おかえり』、『待っていたよ』と声をかけられるようになりました。まるで地元馬のように迎えてくださいます」こういうファンの方々の気持ちが嬉しい、と岡田さん。
　そんな暖かい声援に励まされる一方で、ダートグレード競走に偏ったレース選択に対して、批判的な意見があることも承知している。「立場が違えば、考えや見方もさまざまです。これだけ強いのだから中央のレースに出るべきだ、という気持ちもわかります。ただ間違いなく言えるのは、これまでの歩みはオーナーや調教師、ジョッキーが勝てるレースを選んで、そこをちゃんと勝ってきた結果だということです。馬の状態を見極めて、適性を定めて、レースを選ぶ。それを徹底してきたからこそ今のスマートファルコンがいると私は思っています」(岡田氏)
　通算33戦23勝。成績表を見てわかるとおり、負担重量59キロ以上となるレースには出走してこなかった。また、距離に関していえば最もパフォーマンスを高められるのは「2000ｍ～2100ｍ」(岡田さん)。これまで各方面から出走を望む声があったJCダート(G1)(1800ｍ)やフェブラリーS(G1)(1600ｍ)は、スマートファルコンにとって決してベストの舞台とはいえなかったのだ。]
　中央のG1タイトルはなくても、JBCクラシック(Jpn1)でトランセンドを負かした内容は間違いなく日本トップレベルを証明するもの。川崎記念(Jpn1)は&ldquo;これでもか、これでどうだ&rdquo;と言わんばかりの走りだった。とどめは満を持してのドバイワールドカップ(G1、2000ｍ、UAEメイダン、3月31日)挑戦表明だ。
　「レーティング118(2011年ワールドサラブレッドランキング99位)ですが、これまでの実績、相手関係から選んでいただけると信じています。馬自身のためにも、ダートグレード競走の価値を高めるためにもぜひ出走して、良い走りを見せてもらいたい。オーナーや調教師、みんなの意気込みが何よりも勝る、そんな結果になれば最高ですね」
　いま、日本でもっとも勝ち続ける方法を知っているチーム・スマートファルコン。彼らが出走にこぎつけた時、競馬史に新たな記録が刻まれる。
]]></description><pubDate>Tue, 24 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>ＡＪＣＣ　Ｇ２</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62205</link><description><![CDATA[
　ねじ伏せた、と言わんばかりのレースだった。前走、有馬記念(G1)での走り(4着)が評価され、このAJCC(G2)では圧倒的な1番人気に指示されたルーラーシップは、4コーナーを回り外に進路を取ると、そこから上がり3ハロン35秒6の豪脚を披露。不良馬場も、中山競馬場のゴール前に待ち受ける急坂も、全く問題とすることなく、重賞4勝目をあげた。
　「レース当日は馬場も悪くなっていましたし、戦前の展開も掴みかねていたので、正直、そこだけが不安でした。ただ、スローで流れて、最後は自力勝負となったレースにおいて、能力が抜けていたと言わんばかりの強さを見せてくれました」とノーザンファームの中尾義信さんも、ルーラーシップの強さには舌を巻く。
　父はキングカメハメハ、母はエアグルーヴという超良血馬でもあるルーラーシップは、3歳秋の鳴尾記念(G3)で初の重賞勝利。そこから日経新春杯(G2)、金鯱賞(G2)と、その良血を競走成績でも証明し始める。
　だが、G1となると3歳時の日本ダービー(G1)から5度挑戦して、昨年の有馬記念(G1)の4着が最高の順位。今年は悲願のG1制覇への期待もかかる。
　「ブエナビスタといった超一流馬たちと戦いながら、身につけてきた力を発揮するのが今年だと思います。今後はどういった条件が合っているのかを見定めながら、G1レースに挑んでいくこととなるかと思いますが、今回のレース内容はどんな流れでも、力を発揮できるということを証明してくれたレースと言えるのではないのでしょうか」(中尾さん)
]]></description><pubDate>Sat, 21 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>平安Ｓ　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62487</link><description><![CDATA[
　春のダート決戦、フェブラリーS(G1)へ向けての前哨戦、平安S(G3)は5歳馬ヒラボクキングが初タイトルを獲得した。重賞挑戦2度目にして、G1馬を破っての堂々の勝利で、大一番へ向けて新星登場を予感させている。
　本馬の生産は浦河町の辻牧場。2009年のアドマイヤフジ(中山金杯(G3))、2011年のアドマイヤコスモス(福島記念(G3))に続いての重賞制覇に牧場は沸いている。同牧場の辻助さんは、「優勝できて牧場一同嬉しく思っています。強いメンバー相手に、本当によく走ってくれました。この勢いでG1制覇を期待したいですね。」と、感想を語ってくれた。
　レース当日は同牧場・繁殖スタッフの佐々木恵一さんが京都競馬場まで応援に駆けつけ、初めての表彰台に胸を躍らせていた。「先頭に立った時は叫んでいましたね。直線が長く感じました。レースの後はずっと気持ちが高ぶっていて、実感が沸くまで時間がかかりました。この仕事をしていたことを誇りに感じましたね。」と、感動の1ページをめくる。
　キングカメハメハ産駒の本馬はアメリカから導入された母エンキャンタドゥの4番仔として誕生した。母はマイペースな性格で、交配種牡馬の長所を引き出す、優れた肌馬として健在だ。現在はハービンジャーを受胎中。牧場時代の本馬については、「当歳時は手のかからない、大人しい馬でしたね。生まれた頃は少し華奢な印象でしたが、離乳してからグンと成長しました。今では530kg近い馬体ですからね、競馬場のパドックで見た時は、立派になったなぁと惚れ惚れしました。」と、佐々木さんは語る。
　母エンキャンタドゥは一昨年、父ネオユニヴァースの牝馬を、昨年は父ディープスカイの牡馬を生んでいる。有名になった兄を受け、妹弟にも更に注目が集まっていくことだろう。佐々木さんは、「2歳の妹はガッチリした馬体で、牝馬らしからぬ力強さを感じます。1歳の弟はバランスのとれた馬で、芝向きでしょう。ともに距離はこなせそうで、クラシック路線に乗って欲しいです。」と、紹介する。2歳の妹は昨年のHBAサマーセールのJRA購入馬で、2012年度JRAブリーズアップセール上場候補馬として、日高育成牧場で鍛錬されている。上場となれば、目玉の一頭として多数の声がかかるに違いない。
　ダート路線に現れた新星、ヒラボクキング。これまで一度も掲示板を外さない安定した走りで、ついに重賞の壁もぶち破った。新たな敵を求めて、伸び盛りの5歳馬の歩みに熱い視線が送られることだろう。来るG1でも故郷へ嬉しい便りを運んでくれそうだ。
]]></description><pubDate>Sat, 21 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
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<title>京成杯　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62041</link><description><![CDATA[
　京成杯(G3)を勝利したベストディールの馬名は、「最高の取引」という意味だという。社台サラブレッドクラブの募集馬となったベストディールであるが、この馬と共に未来を夢見ることができる会員にとっても「最高のサラブレッド」となった感がある。
　「母コマーサントは、カナダのEPテイラーS(G1)の勝ち馬であり、仏プシシェ賞(G3)でも勝利しています。引退直後に上場された05年のキーンランドセールで購入してきた牝馬ですが、当時から一流馬特有のオーラがあり、何としても日本に連れて帰ろうという思いで、せりに臨んだことを鮮明に覚えています」とは社台ファームの池田充マネージャー。近年の社台ファームが輸入してきた繁殖牝馬は、その産駒実績や競走実績など話題性に富んでいる。その一方で、優れた牝馬を選び出す眼力だけでなく、産駒を優れた競走馬として送り出しているのは、やはり社台ファームの生産、育成技術のレベルが高いことの証明とも言える。
　札幌2歳S(G3)の勝ち馬であるグランデッツァなど、素質馬と共に育成を行われていたベストディールだが、最初にダートコースへと入った頃はついていくのがやっとといった走りをしていた。しかし、ウッドチップのコースでは見違えるほどに軽い走りを見せており、パワーを付けるために雪解けの頃にはダートコースでの調教を中心に調整されていたという。
　順調に力もつけ、2歳夏には函館競馬場へと入厩。だが、飼い葉食いが落ちたことで、再び社台ファームでの調整を余儀なくされる。「デビューまで色々なことがありました。でも、こうした問題をきっちりと克服できる習得力、そして精神力や体力がついていることが、この馬の最大の長所だと思います」(池田マネージャー)
　京成杯(G3)のレースもまた、これまでの3戦におけるレース経験を生かしたと思えるような内容だった。レース序盤から中盤にかけては中段で我慢をすると、勝負どころでは今年、早くも2桁勝利をあげた蛯名騎手のゴーサインに反応して先行勢を捕らえに行く。そしてセーフティリードを保ったままゴール。皐月賞(G1)とは同条件となるこのレースで、最高の予行練習を見せた。
　「内容のあるレースを見せてくれましたが、今後もさらなる進化を見込めると思っています。クラシックへ向けて大変意味のある1勝となりました」と池田マネージャー。クラシックの一冠目となる皐月賞(G1)。ベストディールが、京成杯を越えるベストパフォーマンスを見せれば、最高の結果がついてくることとなりそうだ。
]]></description><pubDate>Sat, 14 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
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<title>日経新春杯　Ｇ２</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62042</link><description><![CDATA[
　前走の有馬記念(G1)では2年連続の3着ながら、勝ったのが年度代表馬に輝いたオルフェーヴルであり、2着は一昨年の日本ダービー(G1)の勝ち馬エイシンフラッシュ。日経新春杯(G2)で58.5キロのハンデを背負ったとはいえ、1番人気に推されるのは自然なこととも言えた。
　「G2レースではありましたが、前走の有馬記念(G1)をはじめとして、これまで戦ってきたメンバーからすると、ファンの方からも高い評価を受けるとは思っていました」とはノーザンファームの中尾義信さん。とはいえども、その支持に応えるだけのレースをトゥザグローリーが見せたのは紛れもない事実。直線に入ってからも馬群がばらけないハンデ戦らしい展開となった中、有馬記念(G1)と同じように速い脚を使い、馬群をあっという間に後方へと置き去りにしてみせた。
　「昨年もそうでしたが、有馬記念(G1)からの好調を持続できただけでなく、能力の違いを証明できるようなレースとなったと思います。これまではチャレンジャー的な見方もされていた馬ではありましたが、今年は主役になりうる存在として、ファンの方だけでなく、関係者の方にも認めてもらえるようになったのではないのでしょうか」(中尾さん)
　これで重賞タイトルは4勝目。この後はドバイ遠征のプランも上がっているが、国内でもまだ勝利してないG1タイトル制覇など、その前途は大きく広がっている。「厩舎関係者や騎乗された騎手の方からも『能力はG1級』と言われてきた馬ですし、今年はその声に応えるような結果を残してくれればと思っています」(中尾さん)
]]></description><pubDate>Sat, 14 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
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<title>フェアリーＳ　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_61988</link><description><![CDATA[
　毎年牝馬クラシック路線の有力馬を送り出している重要な一戦、フェアリーS(G3)は、3番人気のトーセンベニザクラがゴール前の大混戦をクビ差で制し、重賞初勝利を飾った。
　ダイワメジャー初年度産駒からまた1頭クラシック候補が誕生した。トーセンベニザクラを生産したのは、日高町にあるエスティファーム。平成18年4月に「トーセン」の冠で知られる島川隆哉氏がオーナーブリーダーとして開場した牧場だ。育成は千葉県香取市で行い、日高では74頭の繁殖・1歳馬と、4頭の種牡馬を33名のスタッフで繋養している。
　レース当日、田辺静一場長は事務所のテレビでスタッフたちと一緒に声援を送った。
　「自分がここで応援すると勝てないというジンクスがあったのでウロウロしていたんですが、結局手持ち無沙汰で戻って来てしまったんです」と苦笑い。そんな心配をよそに、ベニザクラは鋭い末脚を繰り出して見事先頭でゴールした。「4頭並んだ状態でゴール板前を通過していたので、勝利が確信できるまで本当にドキドキでした。勝ったとわかった瞬間はみんな大喜び。初めての中央重賞制覇ですし、やはり生産馬での勝利は格別ですね。これでジンクスが覆されたのでこれからは堂々と応援できますよ」と田辺場長は満面の笑みを浮かべていた。
　母トーセンブリリアンは03年セレクトセール当歳において1,575万円で島川氏に落札され、07年に繁殖入り。ベニザクラは2番仔になる。「ブリリアンは種馬の特長を引き出す傾向にあって、今年の当歳(牝、父フレンチデピュティ)はがっしりした体型で首差しの太い、いかにもフレンチという感じ。気性は母似でマイペースな馬が多いですね。ベニザクラはダイワメジャーの初年度産駒ということもあり、傾向が掴みにくかったんですが、胸前の筋肉の張りが立派すぎてトモがさみしく映るほど、前が勝っていたのが記憶に残っています。これといって手のかからない馬でしたが、乗り馴らしをしていくうちにうるさい面を見せるようになって、こういう馬が走るのかな？と漠然と思いました」と振り返った。
　開場6年目にして届いた福音。「丈夫が取り柄の馬ですから、無事にいけば恥ずかしいレースはしないと思います。このまま王道を突き進んで欲しいですね。生産馬が走れば励みになりますが、これに奢らず強い馬づくりを頑張ります」と気を引き締める田辺場長。桜花賞(G1)ではその名前に相応しい大輪の花を咲かせてくれるだろう。
]]></description><pubDate>Sun, 08 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
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<title>シンザン記念　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_61977</link><description><![CDATA[
　日本競馬史だけでなく、レース名にもその名を残す名馬シンザン。牝馬としては13年ぶりにこのレースを勝利したジェンティルドンナも、歴史的名馬となりそうな予感がする。
　「レース前から期待も大きかったですし、勝てるだろうと思ってレースを見ていました」とは育成を手がけたノーザンファーム空港牧場の伊藤賢厩舎長。デビュー前から重賞級との評価を受けていたジェンティルドンナであるが、その期待に馬体面でも応えようとしたのか、乗り込み量に比例するようにどんどん馬体を良くしていった。
　「自分たちが思っていたよりもスケールのある馬体になりました。当初はまだ早い時期にデビューさせる予定もあったのですが、焦ることなく、完成度の高い状態で厩舎へと送り届けようとのことで、昨年11月のデビューとなりました」(伊藤さん)
　迎えたメイクデビューこそ、逃げ馬を捕らえられずに2着に破れたものの、続く未勝利戦では能力の違いで2着馬に3馬身半差を付ける快勝。このレース内容が高く評価されたこともあって、シンザン記念(G3)では牡馬を差し置いて2番人気の支持を集めることとなる。
　ただ、伊藤さんには不安というよりも、疑問に思っていることが2つあった。1つは牧場にいた頃は引っかかることがほとんど無く、桜花賞(G1)よりオークス(G1)向きと思っていたジェンティルドンナが、実際のレースでは高いマイル適性を示していること。そして乗り味などからも完成を迎えるのは3歳秋という将来像を描いていたはずが、3歳春から大人びたレースを見せていたことだった。
　「ひょっとしたら自分たちの想像を超える成長を遂げているのかもしれません。シンザン記念(G3)では多少、引っかかったような素振りも見せましたが、それでもゴール前ではあれだけの脚を使ってきたわけですし、びっくりしたという気持ちも正直感じています」(伊藤さん)
　高い能力があるからこそ、ジェンティルドンナはマイルもこなせるのだろうし、本来は伊藤さんの思う通りに長距離向きで、真の完成は3歳の秋以降となるのかもしれない。そう思うと、現時点で牡馬を相手に重賞を勝利するほどの能力を持つジェンティルドンナの将来像は、とても現時点では図りきれない。
　「この勝利で桜花賞(G1)は自信を持って応援できそうですし、勿論、オークス(G1)といった今後の牝馬クラシック戦線で、どれほど成長した姿を見せてくれるかも楽しみになってきます。今はいい想像ばかりが膨らんできています」(伊藤さん)
]]></description><pubDate>Sat, 07 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
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<title>中山金杯　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_61912</link><description><![CDATA[
　新年初の重賞となった中山金杯(G3)を制したのは、地方競馬での経験を積んで中央に戻ってきたフェデラリスト。管理をする田中剛調教師にとっては、開業3年目にして、初めての平地重賞制覇となった。
　「田中剛師は開業前から頻繁に牧場と山元トレーニングセンターに来場されており、その熱意は牧場スタッフ全員に伝わっていますので、勝利の瞬間は我々も喜びを分かち合うことができました」と話してくれたのは、社台ファームの長浜卓也さん。中央で1戦した後、故障を発症して船橋の出川克己厩舎へと移籍したフェデラリストだが、初勝利を上げた後で3月11日の東日本大震災に見舞われる。船橋での開催が中止になったことを受けて、園田の田中道夫厩舎へと移籍。そこで2勝目をあげて中央へと戻ってくることとなった。
　「この重賞勝利に至るまでに、故障、そして震災の影響とフェデラリストにとって辛い時期を過ごしてきたと思います。地方在籍時を含め、これまで本馬に携わった全ての関係者のご尽力のおかげで勝ち取った重賞であることは間違いありません。昨年の世相を現す漢字にも選ばれましたが「絆」が生んだ勝利だと思います」(長浜さん)
　中央復帰後、掲示板を外さない堅実なレースぶりで、年末にはオープン入りを果たす。今回は初の重賞挑戦となったが、それでも長浜さんやスタッフは、育成時から感じていた潜在能力からすると、ここでも好勝負だと期待していたという。
　「思い入れも強かった馬ですし、ゴール後の蛯名騎手のガッツポーズにはグッとくるモノがありました」と話す長浜さん。今年、牧場にとって初めての重賞は、今年の年末に一年を振り返った時にも忘れられないものとなったのではないだろうか。
　また、この勝利は母となったダンスパートナーにとっても、初めての重賞制覇。現役時はオークス(G1)、エリザベス女王杯(G1)とG1レースを勝利してきた名牝だけに、フェデラリストの勝利は母のファンも喜んだに違いない。
　「我々にとっても感慨深い思いがしています。繁殖牝馬としてはすっかりベテランとなりましたが、いまだに眼光は鋭く、往年の凄みは健在です」と長浜さん。今春はキングカメハメハの産駒を出産予定とのことだが、母と同様にG1を沸かすような競走馬となってもらいたいが、この勢いならその前にフェデラリストがG1制覇を成し遂げることともなりそうだ。
]]></description><pubDate>Wed, 04 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>京都金杯　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_62018</link><description><![CDATA[
　一年の計は元旦にあり。競馬の元旦は伝統の金杯だ。
　記念すべき第50回京都金杯(G3)は3番人気のマイネルラクリマが早め先頭から追いすがる後続の追撃を1 1/4退けて、重賞初勝利を飾った。
　マイネルラクリマを生産したのは、新ひだか町の武牧場だ。昭和41年創業というから46年目。2009年の菊花賞馬スリーロールスの生産牧場としても知られている。生産から育成までを行う牧場で現在は21頭の繁殖牝馬を武社長以下9人で管理している。
　レースの当日、山ノ井紀明場長は事務所のテレビでスタッフたちと一緒に声援を送った。
　「プラス10キロの馬体重には少し驚きましたが、追いきりの時計は良かったですし、レース前に伝えられた上原調教師や松岡騎手の強気のコメントを心強く思っていました。でも、そんなことよりも、レースになれば馬を応援するだけでしたね。縁起のよいレースを勝ててよかったです」と当日を思い出しながら、少し照れたように笑った。
　「菊花賞(Jpn1)を勝ったスリーロールスが引退してからは、もう1度みんなで重賞を勝つことを目標にしていました。だからレースのあと、みんなでニンジンを持ってレックススタッドのスリーロールスに報告に行ったんです。この勝利はあの馬のおかげです」。驚くレックススタッドのスタッフにお祝いの言葉をもらいながら、闘病生活を乗り越えて元気になった愛馬にお礼の言葉をかけたという。
　マイネルラクリマは生まれたときから目立った1頭だったという。「当歳市場に上場したくらいに自信があった馬でした。筋肉質ながらも馬体に伸びがあって、同世代の中でも目立つ1頭でしたね。お母さんはちょっと気性の強いところがあるのですが、この馬は扱いやすかったです」と牧場時代を振りかえった。
　明け2歳はキングカメハメハの牡馬。「すでに育成場に入っていますが、バネの効いた動きをしているそうで、調子は良いと聞いています。楽しみにしています」といい、1歳はクロフネの牝馬。「クロフネらしいと言いますか、オトコ馬みたいなしっかりした馬です」と評価が高い。今年は3月下旬にクロフネの仔を出産予定だという。
　「当たり前のことかもしれませんが、牧場としてサンデーサイレンスの血を大切にしていく方針なんです。マイネルラクリマのお母さんも素晴らしい馬です。これからもよい種牡馬を配合していくと思います。ぼくらはそれを大切に育てて、また大きなレースを勝てるような馬を送り出していきたいです」とさっそく次の目標に意欲を示していた。
]]></description><pubDate>Wed, 04 Jan 2012 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>有馬記念　Ｇ１</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_61621</link><description><![CDATA[
　13頭の出走メンバー中、9頭がG1勝ち馬というドリームレースとなった今年の有馬記念(G1)。その上、天皇賞(春)(G1)の勝ち馬ヒルノダムール、宝塚記念(G1)の勝ち馬アーネストリー、天皇賞(秋)(G1)の勝ち馬トーセンジョーダン、ジャパンカップ(G1)の勝ち馬ブエナビスタと、今年の古馬G1の勝ち馬がずらりと顔を並べた。
　しかし、歴戦の古馬を差し置いてファンが1番人気に支持したのは、今年、史上7頭目の三冠馬に輝いたオルフェーヴルだった。
　「強いメンバーが揃っていましたし、しかも初めての古馬との戦いとなりましたが、ファンの方から1番人気という形で実力を評価していただけたことはやはり嬉しかったですね」と白老ファームの石垣節雄繁殖主任。戦前から逃げ馬不在とも言われていたレースは、お互いがお互いを牽制するような流れとなり、1000Ｍ通過が1分3秒4という超スローな流れとなる。
　「レース前は全くと言っていいほど不安もなく、力を出し切れれば結果も付いてくるはずとは思いましたが、でも、今回のようなスローペースが合っているとは思いませんでした。正直、後方のままではどうかなと思いましたが、池添騎手が我慢すべき所では我慢をさせてくれて、動くべきどころで動いてくれたことが、ゴール前の一伸びに繋がったと思います」(石垣さん)
　4コーナー過ぎに中段までポジションを上げていたオルフェーヴルの位置取りを見たとき、石垣さんの頭の中から不安の二文字は消え失せていた。中山のゴール前に待ち受ける急坂も苦にすることなく、上がり3ハロンで33秒3の末脚を使うと、目の前には自分より年上の馬たちはいなかった。
　「勝った瞬間は、改めてとんでもない馬だなと思いました。ただ、強いとしか言いようのない馬になったんだなという気持ちがしています」(石垣さん)
　三冠馬が同じ年の有馬記念(G1)を制するのは、シンボリルドルフ、そしてナリタブライアン以来3頭目。この2頭は後に日本競馬史にその名を残す名馬となっているが、オルフェーヴルもまた、これらの名馬と並び立つ存在となるのは間違い無い。
　しかも、今回のレースでも折り合いを欠くような面を見せていたように、まだ、心身共に成熟しきってない一面も覗かせながらも、レース経験を積み重ねていく中で、勝利という結果を残してきたオルフェーヴルは、様々な名馬たちと比べても、この後の伸びしろという面では1番ではないかという気もしてくる。
　「これだけの馬に接することが出来た人間としても、果たしてオルフェーヴルがどこまで強くなるのかを追い続けていきたいという気がしています」と石垣さん。今年、真のドリームレースとなった有馬記念(G1)を制したオルフェーヴルだけに、来年は我々ファンが願う、より大きな夢を叶えてくれることを期待しよう。
]]></description><pubDate>Sat, 24 Dec 2011 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>Ｒ−ＮＩＫＫＥＩ杯２歳Ｓ　Ｇ３</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_61620</link><description><![CDATA[
　来年のクラシックに最も近いレースとなった感もあるラジオNIKKEI杯2歳S(G3)。この10年でもザッツザプレンティ(02年勝ち馬、菊花賞(G1))、ロジユニヴァース(08年勝ち馬、日本ダービー(Jpn1))、ヴィクトワールピサ(09年勝ち馬、皐月賞(G1))と、三冠全ての勝ち馬が誕生している。
　今年のラジオNIKKEI杯2歳S(G3)を制したアダムスピークは、三冠レースのどの条件が合っているのだろうか？重賞馬やオープン馬を相手に回しながら、1戦1勝でこのレースを制したことからしても、かなりの器を持った馬であることは間違い無い。
　「初めて厩舎で見たときには、ディープインパクト産駒らしいというのか、線が細く、神経質な馬かと思いました。でも、跨ってみるとそのイメージは180度違っていて、精神的にも安定しているし、馬体のイメージとはかけ離れた乗り味の良さがありました」とはノーザンファーム空港牧場で育成厩舎長を務める細田誠二さん。乗りやすさも手伝って、いつしか厩舎の誰もが背中の感触を味わうようになったという。
　順調に調教も進んだことも手伝って、当初は夏開催でのデビューを目標にしていたが、管理をする石坂正調教師から、「この馬は大きいところも狙える馬になる」との助言を受けて、入厩の時期を暑さも落ち着いた秋に延期。その間に牧場でじっくりと乗り込まれることとなった。
　「入厩の前にノーザンファームしがらきへと送ったのですが、その時に跨ったスタッフからも「これまで乗ったディープインパクト産駒では1番かもしれない」と言われました。その時改めて、自分たちの評価は間違っていないのかもと思えるようになりました」(細田さん)
　2番人気で出走したメイクデビュー阪神では、スローペースの流れの中、折り合いを付けながら先行。直線で抜け出すというレースセンスの良さを見せたが、このラジオNIKKEI杯2歳S(G3)では馬群で我慢しただけでなく、前が空いた瞬間、鞍上の指示に即座に反応して、あっという間に後続を置き去りにした。
　「直線でもまだ馬群から抜け出せなかった時には、どうかなと思いましたが、ジョッキーの判断も良かったのでしょうし、アダムスピークもいい勝負根性を見せてくれました。まずは無事にクラシックまで進んでくれればと思いますが、2戦目でこれだけ内容のあるレースを見せてくれたことは、今後の活躍に繋がってくれると思います」(細田さん)
　また、細田さんは「折り合いも付くので、距離の不安は無い」とも付け加える。ラジオNIKKEI杯2歳S(G3)と同じ距離の皐月賞(G1)、もしくは一瞬の切れを生かせる日本ダービー(G1)、はたまたペースに関係なく折り合いが付く菊花賞(G1)。三冠レースのいずれに出走しようとも、アダムスピークには願ってもない条件となりそうだ。
]]></description><pubDate>Fri, 23 Dec 2011 15:00:00 GMT</pubDate>
</item><item>
<title>朝日杯フューチュリティＳ　Ｇ１</title>
<link>http://uma-furusato.com/winner_info/detail/_id_61563</link><description><![CDATA[
　今年の朝日杯FS(G1)は、1番人気に支持されたアルフレードがその支持に答えて優勝。先週の阪神JF(G1)に続き、ノーザンファームは牡馬と牝馬の双方で2歳G1を制したこととなる。
　アルフレードを育成していたのはノーザンファーム空港牧場のS厩舎。実は昨年の優勝馬であるグランプリボスも同じ厩舎で育成されていた。「G1の舞台で1番人気は光栄なことでしたし、その人気に答えられたのは、アルフレードに接してきた人間として嬉しく思っています」とはアルフレードだけでなく、グランプリボスの背にも跨った育成スタッフの今井翔一さん。
　「枠もいい場所に入ったと思いましたし、インコースを突いて抜け出してくるという、理想的なレースを見せてくれました。抜け出してからの脚も違っていましたし、着差以上の圧勝でしたね」との会話の中にも笑みがこぼれ出す。
　シンボリクリスエス産駒としては初めての芝のG1ウイナーとなったアルフレードではあるが、育成時は芝のマイラーといった印象は持ち合わせていなかったという。
　「それまで接してきたシンボリクリスエス産駒のイメージもありましたし、今でも500㎏を優に超えるような馬体のサイズ通りに、ダートをパワーで押し切る馬になるのではとも思っていました。ただ、5月末ぐらいから動きが柔らかくなって、それに連れて走るフォームも良くなった時には、上のクラスでも充分に戦える馬になると思いました」(今井さん)
　それでも、朝日杯ＦS(G1)をコースレコードタイで走れるなんて全く思っていませんでしたよ、と今井さんは苦笑いを浮かべながら付け加える。
　この勝利で来年のクラシック候補に躍り出たことは間違い無いが、今井さんは距離の不安は無いと断言する。「乗っていても折り合いが付く馬でしたし、元々マイルよりも長いところが合っているなとも思っていました。来年はより成長した姿をレースで見せて欲しいです」(今井さん)
　来年のことを話すと鬼が笑うというが、アルフレードの活躍だけでなく、ノーザンファームとしては4連覇、そして今井さんが所属するS厩舎としても、朝日杯ＦS(G1)を3連覇できるかに注目が集まる。
　「どうしてこれだけ朝日杯ＦS(G1)との相性がいいのか自分でも不思議ですが、育成スタッフの仲間も結果が出続けていることで仕事に対する意気込みも違っていることが、相乗効果となっているのかもしれません」(今井さん)
　現在、S厩舎で育成されている1歳馬の中にも、ひょっとしたら来年の朝日杯ＦS(G1)馬がいるのかもしれない。
]]></description><pubDate>Sat, 17 Dec 2011 15:00:00 GMT</pubDate>
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