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ホッカイドウ競馬で落合玄太騎手がデビュー

  • 2018年04月19日
  • パドックで馬にまたがる落合玄太騎手
    パドックで馬にまたがる落合玄太騎手
  • 初騎乗は3着と惜敗
    初騎乗は3着と惜敗
  • 初騎乗を終えて無念の表情
    初騎乗を終えて無念の表情
  • 第6競走前に行われた紹介セレモニー
    第6競走前に行われた紹介セレモニー

 4月18日、2018年のホッカイドウ競馬が開幕した日高町富川にある門別競馬場において、田中淳司厩舎所属の新人騎手、落合玄太騎手がデビューした。

 愛知県出身の落合騎手は、1998年4月4日生まれの20歳。小さいころから乗馬をはじめ、小学校3年生の時に両親に中京競馬場に連れて行ってもらい競馬を見たことがきっかけで騎手を目指したという。名古屋競馬の川西毅調教師から田中淳司調教師を紹介され、ホッカイドウ競馬の所属となった。目標とする騎手は自厩舎の先輩である岩橋勇二騎手と服部茂史騎手。勝負服は厩舎カラーの黒とナイター競馬に映える黄色をベースに、誰も身に着けていなかったウロコ柄を選んだ。

 初騎乗はこの日の第2競走。自厩舎のエンジェルアイズに騎乗し3着に入線した。初騎乗を終えた落合騎手は「人気馬に乗せていただいたのですが、スタートで横の馬とぶつかって鐙が外れてしまいました。前に行ければいい勝負になると思ったのですが失敗しました。まだまだです。そう簡単にはいかないと思いました」と反省を口にした。

 第6競走馬場入場後にウイナーズサークルで紹介セレモニーが行われ、ツアー参加者が代表して落合騎手に花束を贈呈。「まだまだ下手くそですが、技術をもっと上げていくので応援よろしくお願いします」と挨拶すると競馬場から「頑張れー!」と大声援と拍手が送られた。最後は応援に駆け付けた両親や師匠、先輩騎手らと記念写真に納まった。

 落合騎手はホッカイドウ競馬では2015年デビューの山本咲希到騎手以来の新人。今後の活躍を期待したい。