馬産地ニュース

門別競馬場で3回目の競走能力・発走調教検査

  • 2018年03月30日
  • 一番時計を記録した1Rのハヤマデイズ
    一番時計を記録した1Rのハヤマデイズ
  • 一番時計を記録した7Rのビストル
    一番時計を記録した7Rのビストル
  • 1着でゴールを駆け抜けたグランプリボス産駒のメルシーキララ
    1着でゴールを駆け抜けたグランプリボス産駒のメルシーキララ
  • スタンドから走りを見守る牧場関係者
    スタンドから走りを見守る牧場関係者

 3月29日、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、ホッカイドウ競馬の今年3回目の競走能力・発走調教検査が行われた。

 晴れ、良馬場のコンディションのこの日は、全11R行われ、2歳馬56頭、4歳以上馬4頭の合計60頭が出走。発走除外、競走中止、タイムオーバーの4頭を除く56頭が合格した。

 好天に恵まれた第3回目の検査は、一般にもスタンドを開放。愛馬の走りを見守ろうと多くの馬主や牧場関係者も駆けつけた。

 一番時計をマークしたのは2頭。1Rに出走したローレルゲレイロ産駒のハヤマデイズと7Rに出走したアサクサキングス産駒のビストルで50.5秒。まだ余裕を感じさせる軽快なフットワークでゴールを駆け抜けた。

 注目のフレッシュマンサイアーの中からは、2010年JRA賞最優秀2歳牡馬のグランプリボス、貴重なウォーエンブレムの産駒で2013年の名古屋グランプリ(Jpn2)、2011年、2012年のブリーダーズゴールドC(Jpn2)などのダート交流重賞を制覇したシビルウォー、ディープインパクトの初年度産駒で現在は海外で供用されるダノンバラード、2012年の日経新春杯(G2)、2011年の日経賞(G2)、京都記念(G2)などを制したトゥザグローリー、2歳世代は1頭しかいないエーシンスピーダーの産駒が登場した。

 今年のホッカイドウ競馬は4月18日に開幕。検査は開幕までにあと2回、4月4日と4月16日に行われる。