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ザファクターがJBBA静内種馬場にスタッドイン

  • 2018年02月09日
  • 1年限りのリース供用となるザファクター
    1年限りのリース供用となるザファクター
  • 真夏の南半球から氷点下の北海道に元気な姿で到着
    真夏の南半球から氷点下の北海道に元気な姿で到着
  • 環境の変化にも動じず雄大な馬体を披露した
    環境の変化にも動じず雄大な馬体を披露した

 2月8日午前7時ころ、新ひだか町静内田原にある日本軽種馬協会静内種馬場に、今年一年限りのリースで種牡馬生活を送るザファクターが、真夏のオーストラリアからスタッドインした。神奈川県横浜市での入国検疫を終えたザファクターのスタッドインには、中西信吾場長をはじめとした種牡馬スタッフや職員、生産育成技術者研修の第39期生が出迎え、期待の新種牡馬に羨望のまなざしを向けた。

 ザファクターは父がダンジグ系成功種牡馬のウォーフロント、母がグレイシャスネス、母の父がミスワキという血統の牡10歳芦毛のアメリカ産馬。現役時代は、2歳時にサンタアニタでトラックレコードを樹立するなど、優れたスピードを武器に、2011年のマリブS(G1)、パットオブライエンS(G1)など13戦6勝の成績を収めた。

 2013年よりアメリカで、2014年よりオーストラリアで種牡馬供用開始。初年度産駒は現4歳で、初年度産駒からシャンデリアS(G1)に優勝したノーテッドアンドクオーテッドを送り出している。日本では2歳新馬戦に勝利したズアー、JRA1勝のライバーバード、南関東・川崎で初勝利をあげたアルファベットと、デビューした3頭すべてが勝ち上がるという、日本競馬への高い適性を示す。

 横浜市の検疫所から馬運車に同乗してスタッドインをサポートした遊佐繁基種馬課長は「南半球との寒暖差が60℃ほどありましたが、無事に輸送をクリアし良いコンディションで到着することができました。輸送慣れしているので安心してみていられました。雄大で柔らかな馬体はほれぼれします」と胸をなでおろした。

 種付料は返還特約200万円(不受胎時返還、流死産時返還)。ウォーフロント産駒の後継として人気は高く、200頭近い配合を予定している。今年限りのリースで夏には南半球へシャトルされるため、種付期間は2月10日から6月30日まで限定。遊佐課長は「おかげさまでたくさんの配合申込みをいただき、現在は満口の状態ではございますが、種付け状況を見ながら余裕があれば対応していく考えです。準備期間は全くありませんが、すぐに試験交配などの手続きを済ませて10日からのシーズンインに備えていきます。2月13日の午前9時から当種馬場において、種牡馬展示会を開催します。そこで初めてみなさまにザファクターをお披露目します。お寒い中、早朝からではございますが、ぜひ、ザファクターをはじめとしたJBBA種牡馬をご覧いただけたらと思います。お待ちしております」とコメントした。