馬産地ニュース

静内軽種馬生産振興会が講習講話会

  • 2017年12月08日
  • 静内軽種馬生産振興会主催の講習講話会
    静内軽種馬生産振興会主催の講習講話会
  • 講師を務めたJRA日高育成牧場の平賀敦場長
    講師を務めたJRA日高育成牧場の平賀敦場長
  • 工藤将孝氏の講演ではホッカイドウ競馬マスコットキャラクターのホクトくんも登場
    工藤将孝氏の講演ではホッカイドウ競馬マスコットキャラクターのホクトくんも登場

 12月7日夜、静内軽種馬生産振興会(田中裕之会長)は、新ひだか町静内吉野町にある静内エクリプスホテル2階エクリプスホールにおいて、JRA日本中央競馬会より馬事公苑普及課の工藤将孝氏と、日高育成牧場の平賀敦場長を講師に迎え、講習講話会を開催した。

 講習会はJRA、公益社団法人日本軽種馬協会、三石軽種馬生産振興会、新冠町軽種馬生産振興会が後援。当日は降雪による悪天候にもかかわらず振興会会員や牧場関係者など約150人が出席した。

 開催にあたり主催者を代表して田中会長は「最近は新しい病気などもみられ生産界を取り巻く環境の変化が著しい時代になりました。そんななかでサラブレッドの体調の変化や小さなサインを見逃さずに早く治療することが大事なことと思います。今日は工藤先生から馬の意思表示のくみ取り方などを、平賀場長からは競走馬というアスリートの育て方を講演していただきます。ここに集まった方々には何かを感じていただき、それが何かを考えていただき、きたる2018年に新しい目標、道標になれば幸いです」とあいさつした。

 「馬のマインドに働きかける!~調教のヒ・ミ・ツを実演で解説~」を演題に講演した工藤氏は京都府出身。小学3年から乗馬を始め、1997年にJRAに入会。日高育成牧場、馬事公苑で演技調教を担当を経て、2000年にはフランス、ドイツ、オーストリアなどで世界最高峰の演技調教技術を習得。馬具をつけないで馬とコミュニケーションをとって演技を行う「フリーダムホースショー」の日本の第一人者として知られている。2009年には天皇皇后両陛下の前で騎乗供覧演技を披露。2013年から日高育成牧場にて勤務し、JRA育成馬の調教に携わり、今年春から馬事公苑で引退競走馬のリトレーニングを担当している。講演では馬の本能心理について、調教の本質などについて、スライドや動画、人間や着ぐるみを着たキャラクターを馬にたとえての実演でわかりやすく解説した。

 「トレーニングの基本を考える」を演題に講演した平賀場長は新潟県出身。北里大学大学院獣医学専攻修士課程修了後の1985年にJRAに入会。美浦トレーニングセンター、競走馬総合研究所などを経て2010年に日高育成牧場の副場長に就任。2013年に競走馬総合研究所次長になり、2015年9月に日高育成牧場の場長に就任した。競走馬の運動生理学のエキスパートとしても広く知られる。講演ではトレーニングの基本概念、育成期のトレーニングのほか、反復トレーニング、坂路トレーニングについても言及した。

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