馬産地ニュース

JBBA2017年度軽種馬後継者研修修了式

  • 2017年11月21日
  • 10日間の研修を修了した研修生
    10日間の研修を修了した研修生
  • 研修生を代表して謝辞を述べる中野将大さん
    研修生を代表して謝辞を述べる中野将大さん
  • JBBA職員を交えての懇親会
    JBBA職員を交えての懇親会

 11月17日、公益社団法人日本軽種馬協会(河野洋平会長理事)は、新ひだか町静内田原にある静内種馬場研修所講義室において、2017年度軽種馬後継者研修の修了式を行った。

 日々の業務の合間に厳しい研修を終えたのは、日高町、新ひだか町、浦河町から参加した牧場後継者やスタッドマネージャーなど7名。10日間という短期集中で軽種馬生産育成に不可欠な基本的な知識や技術を習得した。

 修了式では中西信吾場長が「所定の課程を修了したことを証します」と7名に修了証書を授与。続けて、「本日研修を終える7名の研修生の皆さんには、心からお祝い申し上げます。競馬の売り上げが少しずつ回復傾向にあり、本年のせり市場においても、これまでにない成績となりましたが、軽種馬生産界を取り巻く環境はまだまだ厳しい情勢が続いております。この苦境を克服し、競馬を盛り立てるためには、ファンを魅了する強い競走馬を生産育成し、競馬の存在をより魅力的なものにすることがますます重要となってきており、生産育成業務に携わる牧場の後継者、スタッドマネージャーとなる皆様のような、最先端の知識・技術を学ばれた人材が不可欠です。皆様には今後も自分を厳しく律して精進され、ここまでで学んだ知識や技術を遺憾なく実践の場で発揮されることを心から願っています。今後とも健康に留意され、牧場後継者・スタッドマネージャーとして、そして、ホースマンとして研鑽に努め、現在厳しい状況にある生産界に新たな活力をもたらす原動力になられることを期待しています」と河野洋平代表理事の式辞を代読した。

 日高町のナカノファームから研修を受講した中野将大さんは「JBBAの皆様、今回、このような研修機会を設けていただきありがとうございました。私自身この業界に入ってまだ4か月と日が浅いため、この研修でいろいろ勉強できたことは、とても参考になりためになりました。私を含め研修の方々も、ここで学んだことを、生産育成の現場で生かしていき、強い馬づくりを進めていきたいと思います」と謝辞した。

 修了式の後は懇親会が開かれ、中西場長は「皆様、2週間の研修お疲れ様でした。これからの仕事でわからないことがあれば、講義を受けた先生方に相談してください。そういう交流の場を持つことでネットワークの構築につながると思いますし、先生方も喜んで答えてくれます。また、われわれ静内種馬場のスタッフにもいつでも会いに来てください。牧場の繁殖牝馬を連れて種付けにきていただければ、よりいっそううれしいです」と労いの言葉をかけた。

 研修内容は下記の通り。

 11月6日:「蹄の管理について」講師:田中弘祐調査役(軽種馬生産技術総合研修センター)

 11月7日:「腰痛の予防と対処法について」講師:山本泰雄氏(医療法人仁陽会西岡第一病院)、乗馬等(JBBA職員)

 11月8日:「仔馬の管理・疾病について」講師:遠藤祥郎氏(JRA日高育成牧場)、乗馬等(JBBA職員)

 11月9日:「草地・土壌について」講師:川田恒氏(日高農業改良普及センター)、乗馬等(JBBA職員)

 11月10日:「JRA調教師との談話会」講師:小島茂之氏(日本調教師会関東本部)、乗馬等(JBBA職員)

 11月13日:「馬の栄養・飼料について」講師:松井朗氏(JRA日高育成牧場)、乗馬等(JBBA職員)

 11月14日:「日本の生産界の現状と今後について」講師:田中裕之氏(静内軽種馬生産振興会)、乗馬等(JBBA職員)

 11月15日:「馬体の見方(コンフォメーション)」講師:冨成雅尚氏(JRA日高育成牧場)、乗馬等(JBBA職員)

 11月16日:「馬の初期馴致について」講師:冨成雅尚氏(JRA日高育成牧場)、乗馬等(JBBA職員)

 11月17日:「繁殖牝馬の管理・疾病について」講師:村瀬晴崇氏(JRA日高育成牧場) 

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