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サッポロクラシックCはソイカウボーイが人気に応え初重賞制覇

  • 2017年10月30日
  • 横一線の攻防から抜け出したソイカウボーイ
    横一線の攻防から抜け出したソイカウボーイ
  • 4馬身差の圧勝で重賞初制覇
    4馬身差の圧勝で重賞初制覇
  • 泥だらけの馬体が過酷なレースだったことを物語る
    泥だらけの馬体が過酷なレースだったことを物語る
  • 賑やかな口取り写真
    賑やかな口取り写真
  • 表彰式での関係者の皆さん
    表彰式での関係者の皆さん

 各地の2歳主要競走を短期集中で施行する「未来優駿シリーズ」の第5戦、第4回サッポロクラシックカップ(H2)【パイロ賞】が10月25日、門別競馬場ダ1200mで行われた。

 リコーパイソンが出走を取り消し、今年の出走馬は牡馬6頭、牝馬3頭の計9頭。2.1倍の1番人気に推されたのは、トビーズコーナー産駒のソイカウボーイ。3戦2勝、敗れた1戦はJRA札幌競馬場に遠征した芝のすずらん賞のみで、ここでは頭一つ抜けた存在だ。2番人気はサウスヴィグラス産駒のミスターバッハで3.8倍。5月のデビューから2歳重賞4戦目、これまで掲示板を外したことのない堅実さが評価された。5.1倍の3番人気もサウスヴィグラス産駒、エイシンエンジョイ。重賞は初挑戦ながら前走同距離で行われたウィナーズチャレンジ競走を快勝。新興勢力として注目を集めた。

 2コーナーポケット地点からスタート。ヨシノファルコンが好スタートで飛び出すも、エイシンエンジョイとトチノペガサスが押してハナを主張、ミスターバッハが続き、その後ろにデニストンとソイカウボーイ。4コーナーから直線を向いても混戦状態で抜け出す馬はおらず、残り200mで横一線に。内からデニストンが抜け出したと思った次の瞬間、外からソイカウボーイが一気に脚を伸ばし、重賞初勝利を飾った。勝ち時計は1:12:8(晴・重)4馬身差の2着はプリサイスエンド産駒のデニストン、2馬身差の3着はジワジワと上がってきていたミスターバッハが入線した。

 鞍上の岩橋勇二騎手は今季重賞3勝目。ソイカウボーイの母であるシャイニングサヤカの主戦ジョッキーでもあり、母子重賞制覇となった。「お母さんに重賞を勝たせてもらって、その子供でまた勝てたことはとても嬉しいです。前回JRAに挑戦した時スタートに不安を抱えてしまいましたが、今日は上手に出てくれたし、一生懸命走ってくれました。元々期待していた馬が期待通りの活躍をしてくれて、この先もっと走ってくれると思います」と笑顔で話した。

 田中淳司調教師は「人気を背負ってる分前に行けば目標にされるし、今回は控えて末脚に賭ける競馬を指示しました。4コーナーからの行き脚が他馬と違っていたので、最後は自信を持って見ていられましたね。ソエでデビューまで時間がかかり苦労した馬ですが、デビューしてからは順調に重賞制覇に辿り着いた感じ。今後は兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)(11月21日)から川崎の全日本2歳優駿(Jpn1)(12月13日)を目指したいです」と満面の笑みを浮かべていた。

 ソイカウボーイは父トビーズコーナー、母シャイニングサヤカ、母の父キングヘイローという血統の2歳牡馬。生産は浦河の伏木田牧場。母シャイニングサヤカはビューチフル・ドリーマーCを制した重賞勝ち馬で、本馬が初仔となる。父トビーズコーナーにとっても産駒重賞初勝利。

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