馬産地ニュース

JRA日本中央競馬会がサマーセール購買馬を宮崎育成牧場へ輸送

  • 2017年09月05日
  • マイクロチップ検査を受けるJRAサマーセール購買馬
    マイクロチップ検査を受けるJRAサマーセール購買馬
  • 牡牝に分かれて馬運車に乗り込んだ
    牡牝に分かれて馬運車に乗り込んだ
  • 挨拶するJRA宮崎育成牧場の竹部直矢さん
    挨拶するJRA宮崎育成牧場の竹部直矢さん

   8月30日、JRA日本中央競馬会は、北海道サマーセールで購買した1歳馬12頭を、宮崎県にある宮崎育成牧場へ輸送した。

   新ひだか町静内神森にある北海道市場で8月21日から25日に開催された北海道サマーセールにおいてJRAは、牡25頭、牝26頭の合計51頭を、総額300,024,000円(税込)で購買。このうち宮崎育成牧場では、牡牝各6頭の12頭が輸送されることになった。

   輸送当日、12頭は北海道市場の馬積み下ろし場に集合。JRA職員によるマイクロチップ検査が行われ、輸送用のバンテージをつけたあと、牡牝に分かれて宮崎行きの馬運車に乗り込んだ。12頭は、日高育成牧場から運ばれてきたJRAホームブレッド2頭とセレクションセールで購買した育成馬1頭とともに、3台の馬運車で宮崎へ向かった。

   宮崎育成牧場の竹部直矢さんは「本日はお忙しいところ、お集まりいただきありがとうございました。皆様の愛馬を積んだ馬運車は、9月1日金曜日の朝8時くらいに宮崎育成牧場に到着する予定です。40時間以上かかりますが安全な輸送を心がけて運んでいきます。到着後は来年4月のブリーズアップセールに向けトレーニングを始めます。セール当日にしっかり走れるよう調整していきますので、みなさまよろしくお願いいたします」とあいさつした。