馬産地ニュース

サマーセールで北海道静内農業高等学校生産馬が売却される

  • 2017年09月05日
  • 5,616,000円(税込)で落札された瞬間の北翔
    5,616,000円(税込)で落札された瞬間の北翔
  • バゴによく似た好馬体を披露
    バゴによく似た好馬体を披露
  • JRA日高育成牧場での馬体検査
    JRA日高育成牧場での馬体検査
  • 愛馬との別れを惜しみつつ今後の活躍を祈った
    愛馬との別れを惜しみつつ今後の活躍を祈った
  • 放牧地を元気に駆け回った
    放牧地を元気に駆け回った

   8月23日、新ひだか町静内神森にある北海道市場において開催されていた北海道サマーセールで、新ひだか町静内田原の北海道静内農業高等学校(大関俊郎校長)の生産馬が上場され、5,616,000円(税込)でJRA日本中央競馬会に売却された。

   売却されたのは、生徒から「北斗七星のように皆に見てもらい、北の大地から羽ばたいてほしい」という思いを込めて名付けられた北翔(ホクト)。父は2004年の凱旋門賞(G1)馬で、現在は日本軽種馬協会静内種馬場に繋養されるバゴ、母はゴートゥーザノース(その父アグネスタキオン)という血統の牡1歳の栗毛となる。

   2016年4月13日に誕生した北翔は、セールの1ヶ月前まで夜間放牧が行われ、その後は毎日1時間に及ぶ引き運動でスタンバイ。前日の22日から入厩し、生徒も厩舎の宿舎に泊り込んで最後の調整をし、展示やせりに望んだ。

   北翔はセール3日目の最後から4番目に登場。3,500,000円(税抜き)からスタートすると、複数の購買登録者から声がかかり、最後はJRAが5,200,000円(税込5,616,000円)で競り落とした。落札を知らせる鑑定人のハンマーの音が会場に鳴り響くと、大きな拍手が沸き起こり、見守っていた大関校長や教員、応援に駆けつけた生徒やOBら関係者は、ホッとした表情を見せたあと笑顔を広げた。

   JRAは同校の生産馬を3年連続で購買。JRA関係者は「3年連続で購買したのは偶然です。父のバゴに似たタイプでとても馬が良く見えました。しっかり育成して来年のブリーズアップセールを目指していきます」と期待した。

   セールから5日後の8月28日には浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場へ移動。JRA職員による検査を終えると、ほかの育成馬とともに広大な放牧地に放牧され元気に駆け回った。

   北海道静内農業高等学校は1978年に北海道静内高等学校から分離独立して開校。全国で唯一、サラブレッドを生産する高校として知られている。過去の生産馬にはJRAで3勝をあげたユメロマン(牡、父ジェネラス)、駒ケ岳特別などJRA2勝のゴーゴーヒュウガ(牡、父スズカマンボ)、2002年の益田優駿に優勝したアラブのサントゥールワン(牝、父トライバルセンプー)などがいる。また、馬術部も全国トップレベルを誇り、数多くの卒業生が軽種馬生産界の中核として活躍している。

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