JRA北海道シリーズ札幌開催が終了
9月3日、JRA札幌開催と北海道シリーズがフィナーレを迎えた。
フリーパスとなったこの日は好天に恵まれたこともあってか、朝早くから多くの競馬ファンが競馬場の正門前に長い列を作っていた。先着入場者1万3千名に配られた「札幌競馬場オリジナルマイクロファイバークロス」も早々になくなるなど、最終的には2万7,669人もの来場者が詰めかけた。
7月29日から全12日間の日程で行われた札幌開催の総入場者数は20万5,270人となり、総売上高は751億8,339万7,100円を記録。函館開催と合わせて計24日間で行われた北海道シリーズの総入場者数は前年比で105.9%の29万5,738人、総売上額も前年比で104.8%の1,442億9,519万8,200円となり、いずれも前年を上回った。
札幌開催のリーディングは、この日のメインレースとなった丹頂ステークスをプレストウィックで制したクリストフ・ルメール騎手。今年はキーンランドC(G3)をエポワスで、札幌2歳ステークス(G3)をロックディスタウンで制するなど27勝をあげる活躍を見せた。調教師部門は7勝をあげた藤沢和雄調教師が首位となり、北海道シリーズのリーディングではクリストフ・ルメール騎手が34勝、調教師部門では須貝尚介調教師が11勝をあげて首位となっている。
最終レースの終了後には馬場開放とパドック開放も行われ、レース終了後も競馬場に残ったファンは芝コースを疾走したり、スタッフから手渡された小瓶にダートコースの砂を入れて持ち帰るなど、思い思いに競馬場を楽しんでいた。
札幌競馬場は9日からパークウインズとして利用され、開催中には様々なイベントも行われていく。