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胆振中西部振興会が競馬観戦バスツアー

  • 2017年08月02日
  • 約80名が参加したホッカイドウ競馬グランシャリオナイター観戦バスツアー
    約80名が参加したホッカイドウ競馬グランシャリオナイター観戦バスツアー
  • ビギナーにはマークシートの記入方法を教えた
    ビギナーにはマークシートの記入方法を教えた
  • とねっこジンギスカンを食べながらのレース予想
    とねっこジンギスカンを食べながらのレース予想
  • 協賛レースでは参加者がプレゼンターを務めた
    協賛レースでは参加者がプレゼンターを務めた

 8月1日、白老町社台にある胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会(徳武英介会長は、日高町門別富川の門別競馬場において、「ホッカイドウ競馬2017グランシャリオナイター ナイター競馬観戦バスツアー」を行った。

 観戦バスツアーは振興会の恒例イベント。このバスツアーをきっかけにホッカイドウ競馬のファンになった人も多く、とても人気がある。今年は20代から80代までの約80名が参加した。

 苫小牧市のJR苫小牧駅北口と千歳市の道の駅サーモンパーク千歳の2か所を発着としたツアーは、チャーターバス2台で門別競馬場に到着。2台のバスの車中では競馬専門紙が無料で配布され、馬券の買い方やレースの説明などが行われた。参加者の中には初めて馬券を買う人もおり、振興会事務局スタッフらが馬券の買い方、マークシートの記入方法などを指南した。

 夕食は場内のとねっこ広場にあるとねっこデッキで競馬場名物のとねっこジンギスカンが提供された。食事中には競馬実況アナウンサーの古川浩氏と楽天競馬スペシャルアドバイザーの古谷剛彦氏、道新スポーツ馬事通信編集長の山田康文氏の3名が、この日のメインレース「JRA認定netkeiba.com杯第11回ブリーダーズゴールドジュニアカップ(ヘニーヒューズ賞)」や第11競走の協賛レース「胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会協賛 競馬ほのぼの観戦ツアー特別」の予想を披露。トリオ漫才のような見事な掛け合いで参加者の笑いを誘った。

 協賛レースの本馬場入場後には徳武会長がパドックブースに登場し、観戦バスツアーの説明や自身も鑑定人を務める今年のセレクトセールを回顧。ホッカイドウ競馬で活躍したセレクトセール取引馬などの話題にも触れた。

 協賛レースの表彰式には千歳市からツアーに参加した望月希実子、雅乃さん親子がプレゼンターを務め、優勝馬の馬主や騎手、調教師、厩務員に記念品を贈った。大役を終えた望月さん親子は「ホッカイドウ競馬に来たのはこのバスツアーで2回目です。この日を楽しみにしてました。表彰式では騎手の方に間近で接することができたのでプレゼンターに選ばれてうれしかったです」と笑顔だった。