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モーリス、ミッキーアイル、リアルインパクトがオーストラリアへシャトル

  • 2017年08月02日
  • オーストラリアへシャトルされたモーリス
    オーストラリアへシャトルされたモーリス
  • 放牧地でのミッキーアイル
    放牧地でのミッキーアイル
  • リアルインパクトは2年連続シャトル
    リアルインパクトは2年連続シャトル

 7月31日夜、安平町早来源武にある社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送る、モーリス、ミッキーアイル、リアルインパクトの3頭が、千葉県成田市の成田国際空港からシャトル先のオーストラリアへ向け出国した。

 3頭は7月13日に出国検疫を受けるため千葉県富里市にある千葉県両総馬匹農業協同組合軽種馬輸出指定検疫場に移動し、出国に備えた。

 オーストラリアの繋養先はアローフィールドスタッド。種付け料はモーリスが33,000A$、ミッキーアイルが13,750A$、リアルインパクトが19,250A$に設定されている。着地検疫終了後にアローフィールドスタッドへ入厩する。現地では8月25、26、27日に開催されるオープンハウスで関係者にお披露目され、9月1日から種付けが解禁になるという。

 "Beast from the East"と称されるモーリスは約140頭の種付けを計画。"Japan's 2016 Champion Sprinter & Miler"のミッキーアイルはディープインパクト産駒のG1ウイナーとして期待されている。オーストラリアのG1レースに優勝しているリアルインパクトは昨年に続くシャトルとなる。

 帰国は来年1月を予定。社台スタリオンステーション事務局は「無事に出国したと聞きました。トラブルなく南半球での種付けシーズンを送って、元気な姿で帰ってきてほしいです」と話した。