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胆振青年部が第2回グループ研修

  • 2017年07月26日
  • 約40人が参加した胆振軽種馬農業協同組合青年部の第2回研修会
    約40人が参加した胆振軽種馬農業協同組合青年部の第2回研修会
  • 国内外の競馬の血統に精通する講師の細田直裕氏
    国内外の競馬の血統に精通する講師の細田直裕氏
  • 5代血統表を駆使してわかりやすく解説する望田潤氏
    5代血統表を駆使してわかりやすく解説する望田潤氏

 7月25日、胆振軽種馬農業協同組合青年部(吉田正志部長)は、千歳市北栄にある北ガス文化ホールにおいて、平成29年度胆振青年部グループ研修事業第2回研修会を開催した。

 この研修は胆振軽種馬農業協同組合青年部グループと日本軽種馬協会の共催。6月に続く第2回目は、「サラブレッドの血統に関する研修会」をテーマに、講義とディスカッションが行われた。

 当日は青年部員や牧場従業員、青年部OBなど約40名が出席。講師には社台コーポレーション事務局の細田直裕氏と血統評論家の望田潤氏を迎えた。吉田部長は「青年部はJBBA様の助成を受け、1年を通した集団型学習研修を行っています。2回目となる今回は、講師に社台コーポレーションの細田様、血統評論家の望田先生をお招きしました。お二人ともお忙しいなか、講師を引き受けてくださいありがとうございます。また、今回から青年部員だけでなく、胆振軽種馬農協の組合員の方も参加が可能となりました。今日は一緒に勉強して胆振の生産、日本の競馬を盛り上げていければと思います」と挨拶した。

 「最近の種牡馬事情について」をテーマにした講師の細田氏は神奈川県の出身。学生時代から平日は南関東、週末は中央競馬へ通い、アルバイトで貯めた資金をもとに海外競馬遠征を繰り返したという。大学卒業後の1992年に社台ファームに入社。1993年から社台コーポレーション事務局となり、海外担当として毎年、海外のせりに参加している。

 細田氏は日本のリーディングサイアーやブルードメアサイアー、米国、英愛、フランスのリーディングサイアーの傾向について解説し、個人的に注目しているサイアーラインについても言及した。

 「直近の1歳セールから血統的注目馬を探る」をテーマにした望田氏は京都府出身。高校時代に競馬に触れ、大学時代には先日なくなった血統評論の第一人者である山野浩一氏の「サラブレッド血統辞典」などに出会い、競馬や血統への興味を持った。大学卒業後の2年間、日高町門別にある日高大洋牧場に勤務。その後、競馬通信社に入社し、血統専門誌や書籍の執筆、編集、企画などに携わった。現在はフリーの競馬評論家として、競馬情報サイト「血統屋」、「netkeiba」、「競馬道online」、月刊誌「サラブレ」、キャロットクラブ会報誌「エクリプス」などで血統に関する文書を執筆している。また、第1回研修会で講師を務めた血統評論家の栗山求氏との共著で「パーフェクト種牡馬辞典2017-2018」も絶賛好評発売中という。また、馬主や生産者からの信頼も厚く、配合アドバイスやクラブ募集馬の配合診断も行っている。自身のブログ「血は水より濃し」では、レース勝ち馬、クラブ募集馬などの5代血統表をアップして、血統の奥深さを詳しく解説しており、多くの読者を持つ。

 豊富な知識を持つ望田氏は最初にダートで実績を残す血統にクローズアップ。次にダート重賞勝ち馬の5代血統表を示して、その特徴をわかりやすく説明した。そして、8月に行われるサマーセールの中から血統的に注目する馬をピックアップした。

 最後は「2017年クラシックレヴュー」と称してパネルディスカッション。細田氏と望田氏が今年日本で行われた桜花賞(G1)、皐月賞(G1)、オークス(G1)、ダービー(G1)、海外からは英2000ギニー(G1)、ケンタッキーダービー(G1)、プリークネスステークス(G1)、英ダービー(G1)、仏ダービー(G1)、ベルモントステークス(G1)を取り上げて、勝ち馬の父系、母系、レースの印象、血統的特徴をレクチャーした。

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