馬産地ニュース

JRAセレクションセール購買馬が宮崎育成牧場へ移動

  • 2017年07月21日
  • マイクロチップ検査を受けるJRA購買馬
    マイクロチップ検査を受けるJRA購買馬
  • 宮崎育成牧場行きの馬運車に乗り込んだ
    宮崎育成牧場行きの馬運車に乗り込んだ
  • 生産者やコンサイナーに挨拶するJRA宮崎育成牧場の竹部直也氏
    生産者やコンサイナーに挨拶するJRA宮崎育成牧場の竹部直也氏

   7月20日午後、JRA日本中央競馬会がセレクションセールで購買した1歳馬3頭が、新ひだか町静内神森にある北海道市場から、宮崎県宮崎市にあるJRA宮崎育成牧場へ移動した。

   JRAは7月18日に北海道市場で開催されたセレクションセールにおいて、牡6頭、牝7頭の合計13頭を総額129,816,000円(税込、以下同)で購買。このうち宮崎育成牧場では3頭を受け入れることになった。

   3頭は北海道市場の馬積み下ろし場に集合。輸送用のバンテージを巻いて馬運車から降ろされると、JRA職員によるマイクロチップ検査を受けてから、JRAが用意した宮崎行きの馬運車に積みかえられた。

   3頭は函館から青森行きのフェリーに乗り、青森県三戸郡にある八戸家畜市場に寄り、7月4日に同市場で開催された八戸“未来”市場において、JRAが購買した3頭をピックアップ。合計6頭で宮崎育成牧場へ向かう。6頭は新潟競馬場で1泊してから九州へ向かい、宮崎育成牧場へは、23日の午前8時頃到着予定という。

   宮崎育成牧場業務課の竹部直矢氏は「本日はおいそがしいところ、ありがとうございました。今回は輸送の負担を軽くする目的で、新潟競馬場に一泊して休憩してから宮崎へ向かいます。宮崎では全部で20頭くらいで育成する予定です。到着したらすぐに来年のブリーズアップセールへ向けてのトレーニングが始まります。皆様の愛馬を大切にして育てていきます」と挨拶した。

   宮崎育成牧場へ向かったセール購買馬は下記の通り(八戸市場含む)。

○セレクションセール購買馬

マヤノプリヤの2016、父オルフェーヴル、母マヤノプリヤ、牝、栗毛、購買価格9,180,000円、生産者・(有)北島牧場

ラストワルツの2016、父シンボリクリスエス、母ラストワルツ、牡、青鹿毛、購買価格7,776,000円、生産者・(株)タイヘイ牧場

マイネカプリースの28、父クロフネ、母マイネカプリース、牝、芦毛、購買価格7,560,000円、生産者・イワミ牧場

○八戸市場購買馬

ミホユニヴァース2016、父アルデバラン2、母ミホユニヴァース、牡、鹿毛、購買価格4,428,000円、生産者・(有)青南ムラカミファーム

ジュメイラジョアンの2016、父マンハッタンカフェ、母ジュメイラジョアン、牝、黒鹿毛、購買価格6,480,000円、生産者・(株)タイヘイ牧場

モルフェスペシャル2016、父スクワートルスクワート、母モルフェスペシャル、牡、栗毛、購買価格3,348,000円、生産者・町屋勝幸