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胆振青年部が第1回研修会

  • 2017年06月27日
  • 約60人が参加した胆振軽種馬農業協同組合青年部の第1回研修会
    約60人が参加した胆振軽種馬農業協同組合青年部の第1回研修会
  • 講師として血統解説する血統評論家の栗山求氏
    講師として血統解説する血統評論家の栗山求氏
  • あいさつする吉田正志青年部部長
    あいさつする吉田正志青年部部長

   6月23日、胆振軽種馬農業協同組合青年部(吉田正志部長)は、平成29年度胆振青年部グループ研修事業第1回研修会を開催した。

   この研修会は日本軽種馬協会が行う平成29年度軽種馬経営高度化指導研修事業グループ研修の一環。今年は年4回の研修会を予定しており、第1回は実践研修。血統評論家の栗山求氏(株式会社ミエスク代表取締役)を講師に迎えて、安平町のノーザンファーム早来、早来ファーム、ノーザンファームイヤリング、追分ファーム、千歳市の社台ファームを訪問し、「血統解説付きセレクトセール上場馬視察」がテーマになった。

   研修会には青年部員や牧場従業員合わせて約60人が参加。ノーザンファーム早来事務所前に集合した参加者に対して講師の栗山氏が紹介された後、吉田部長は「普段はセレクトセール上場馬の視察だけですが、今回は講師の栗山さんから血統解説もありますので、一生懸命勉強しましょう」とあいさつした。

   参加者は車に分乗して各牧場を巡回。5か所の牧場で当歳30頭、1歳41頭の合計71頭を視察した。講師の栗山氏は血統的に注目する上場馬35頭(当歳15頭、1歳20頭)を事前に牧場へリクエストしており、展示では上場馬のルーツや種牡馬の特徴、父系と母系からひも解く配合の妙をわかりやすく解説した。

   第2回研修会は7月下旬を予定しており、引き続き血統に関する講義が計画されている。