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JRA北海道シリーズ函館競馬が開幕

  • 2017年06月19日
  • フリーパスの日は早朝から多くのファンが列を作った
    フリーパスの日は早朝から多くのファンが列を作った
  • ジョッキー撮影会には武豊騎手も登場
    ジョッキー撮影会には武豊騎手も登場
  • UMAJOスポットも賑わいを見せていた
    UMAJOスポットも賑わいを見せていた
  • フードコートにも長い行列ができあがる
    フードコートにも長い行列ができあがる
  • メイクデビューを勝利したベイビーキャズ
    メイクデビューを勝利したベイビーキャズ
  • メイクデビューを勝利したナンヨープランタン
    メイクデビューを勝利したナンヨープランタン
  • 芝生席もいっぱいとなった函館スプリントS
    芝生席もいっぱいとなった函館スプリントS
  • 函館スプリントSを制したジューヌエコール
    函館スプリントSを制したジューヌエコール
  • レース回顧には池添謙一騎手もゲストとして参加
    レース回顧には池添謙一騎手もゲストとして参加

   JRA北海道シリーズの函館開催が17日に開幕。開幕週の17日、18日とも好天に恵まれ、フリーパスの日となった18日には、開門前から多くのファンが詰めかけるなど、前年の1万3,859人を上回る、1万5,145人の来場者で終日賑わいをみせていた。

   開幕日(17日)に行われたメイクデビュー函館を制したベイビーキャズ(牡2、矢野)は、今年のブリーズアップセールで572.4万円(税込み)で取引されている。ベイビーキャズはJRAホームブレッドでもあり、同じくブリーズアップセールで取引されたミュークレックス(牡3、藤沢則)に続く2歳戦での勝ち上がりとなった。翌18日のメイクデビュー函館は、早来・ノーザンファーム生産のナンヨープランタン(牡2、松永幹)がアタマ差の接戦を勝ち上がっている。

   今年のJRA北海道シリーズ最初の重賞競走として行われた函館スプリントS(G3)を制したのは、早来・ノーザンファーム生産馬のジューヌエコール(牝3)。50kgの軽量を生かして直線で先頭に立つと、そのまま押し切ってデイリー杯2歳S(G2)以来の重賞2勝目をあげた。勝ち時計となった1分6秒8は、昨年の函館スプリントS(G3)でソルヴェイグ(牝4、鮫島)が記録した1分7秒8を更新するレースレコードとなった。

   17日には12年ぶりの函館競馬場への来場となるアンガールズのお笑いライブが、18日にはJRA-VANのイメージタレントである藤原竜也さんの函館スプリントS(G3)の回顧が、全レース終了後に行われた。競馬ファンであり、多くの競馬関係者とも交友が深い藤原さんは、その中でも親しい池添謙一騎手を呼び寄せて競馬トークに花を咲かせていた。

   池添騎手は司会を務めたUHB加藤寛アナウンサーから、自身が主戦を務め、今年、初年度産駒がデビューするオルフェーヴルについて聞かれると、「オルフェーヴルには北海道に来る度に会いに行っています。初年度産駒も父のように気性の強い馬が多くなりそうですが、動きのいい馬が揃っているとも聞いているだけに楽しみです」と話していた。

   函館開催は7月23日までの6週間、12日間に渡って行われ、16日には函館記念(G3)、開催最終日となる23日には函館2歳S(G3)が開催される。