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札幌競馬場で森本稀哲の2017春ケイバ&ペナントレース展望が行われる

  • 2017年05月22日
  • ファイターズファンだけでなく、競馬ファンも集まった
    ファイターズファンだけでなく、競馬ファンも集まった
  • 競馬関係者との交友についても語った森本さん
    競馬関係者との交友についても語った森本さん
  • 森本さんは今年のファイターズについても語った
    森本さんは今年のファイターズについても語った
  • ファンファーレホールには鑑定台も設置された
    ファンファーレホールには鑑定台も設置された
  • 鑑定台に上がる競馬ファンも見られた
    鑑定台に上がる競馬ファンも見られた

   5月20日、札幌競馬場内の特設ステージにおいて、野球解説者の森本稀哲さんを招き「2017春ケイバ&ペナントレース展望」が行われた。

   森本稀哲さんは36歳。帝京高校では主将を務め、3年の夏には第80回全国高等学校野球選手権大会でソフトバンクの和田毅投手から本塁打を打つなど、好打と攻守の両面で活躍。1998年のドラフト会議ではドラフト4位で日本ハムファイターズから指名を受け入団後は外野手に転向し、2006年にはセンターに定着すると、規定打席数に到達する活躍を見せ、その年の北海道日本ハムファイターズ44年ぶりの日本一に大きく貢献した。

   その年から3年連続してゴールデングラブ賞を獲得したほどの守備の名手としても知られ、打率.300を記録した2007年にはベストナインにも選ばれる。2010年のオフには横浜DベイスターズにFA移籍し、2014年シーズンからは西武ライオンズに移籍。2015年シーズンを最後に現役を引退し、現在は北海道内のTV、ラジオ局を中心に、解説者として活躍している。

   このイベントではHBCラジオ「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」のパーソナリティであり、熱狂的な競馬ファンでもある水野善公アナウンサーに招かれる形で、ステージに姿を見せた森本さんは、「競馬は全く詳しくないですよ!」と話すと、会場に詰めかけた約150人のファンからは笑いもこぼれていた。それでも北海道日本ハムファイターズ在籍時代から接点が生まれたという池添謙一騎手や、四位洋文騎手の話など、意外とも言える騎手との交友歴を披露。池添騎手がレーヌミノルで桜花賞(G1)を勝利したことを水野アナウンサーが伝えると、「そうだったんですか!」と驚きの表情を見せていた。

   また、ファームの施設がある鎌ケ谷時代には、先輩選手に中山競馬場に連れて行ってもらったとのエピソードも話しただけでなく、初めての来場となった札幌競馬場については、「大きいだけでなく、施設の中も綺麗でびっくりしました」とも話していた。

   この日は21日に行われたオークス(G1)の予想も披露し、本命は名前からひらめいたというディアドラ、対抗にはソウルスターリング。そして3番手には池添騎手の騎乗するレーヌミノルを予想。その予想を持ってきた新聞に書き込む競馬ファンの姿も見られた。

   特設ステージでのイベントは2度に渡って行われ、その後は抽選で選ばれた25名と共に、この日、3場で行われたメインレースを観戦していた。

   この日からは5月23日に行われるHBAトレーニングセールで、ファンファーレホール内に設置された鑑定台の展示も行われており、多くの競馬ファンが展示台に立って、鑑定人の視点からファンファーレホールを見渡していた。