ノーザンホースパークマラソン2017開催
5月14日、苫小牧市美沢にある「馬と大地と人との絆」をテーマとしたノーザンホースパークを会場に、ノーザンホースパークマラソン2017が開催された。
このマラソンは2011年から始まり、今年で7回目。ノーザンホースパークマラソン実行委員会の主催によるので、橋本聖子参議院議員が大会会長を務めている。苫小牧市、安平町、苫小牧市体育協会、安平町体育協会、安平町教育委員会が共催し、千歳市、千歳市体育協会、苫小牧商工会議所、苫小牧観光協会、千歳商工会議所、千歳観光連盟、安平町商工会、安平町観光協会、nittan、登別市、報知新聞社が後援。また、大手民間企業や社台ファーム、キャロットクラブといった軽種馬関連企業が協賛している。
大会の種目は、ノーザンホースパーク内と、牛や馬が放された雄大な放牧地が広がる公道を走る21.0975kmのハーフマラソン、隣接するノーザンファーム空港牧場にある競走馬の調教施設などがコースとなる約7kmのトレイルラン、二人一組のペアで2.5kmを走って一緒にゴールするペアラン、ハーフマラソンとトレイルランの合計タイムを競うハーフマラソン&トレイルランの4つ。市民ランナーや芸人で2016年リオデジャネイロオリンピック男子マラソンカンボジア代表の猫ひろしさんに混じり、勝負服に身を纏った競馬ファンや親子連れ、カップルら約4000人が参加した。
それぞれの種目はG1レースのファンファーレが鳴り響き、橋本聖子大会会長の合図でスタート。参加選手は各自のペースを守りながら懸命にゴールを目指した。
トレイルランのノーザンファーム空港牧場のコースでは、2004年の菊花賞(G1)、2006年のメルボルンカップ(G1)に優勝したデルタブルースが先導。屋内900m直線坂路コースや屋外1200m直線坂路コースを現役時代と変わらぬ華麗なフットワークを披露しペースメーカーを務めた。
会場では協賛企業のブースや北の味覚が食べ放題のビュッフェが並び、参加者の家族やグループはテントを張ってピクニック気分を満喫。一口馬主権が当たる抽選会やリオンディーズやシンハライトの蹄鉄、騎手のサイン入り勝負服、サッカーやプロ野球選手のサイン入りユニホームなどが出品されたチャリティーオークションも行われた。