馬産地ニュース

第1回産地馬体検査2日目が行われる

  • 2017年04月13日
  • マスコミの取材に応える2歳馬たち
    マスコミの取材に応える2歳馬たち
  • 屋内での検査はスムーズに行われた
    屋内での検査はスムーズに行われた
  • ヤマカツエースの半弟・ヤマカツヒーロー(父ハービンジャー)
    ヤマカツエースの半弟・ヤマカツヒーロー(父ハービンジャー)
  • ドリームバレンチノの半弟・ウインフォルティス(牡、父ステイゴールド)
    ドリームバレンチノの半弟・ウインフォルティス(牡、父ステイゴールド)
  • ケイティラブの3番仔、マイネルエメ(牡、父ステイゴールド)
    ケイティラブの3番仔、マイネルエメ(牡、父ステイゴールド)

 北海道地区の第1回産地馬体検査の2日目となる12日は、新ひだか町の北海道市場多目的ホールで行われ、94頭の2歳馬が静内会場に姿を見せた。

 あいにくの雨の中、若馬には過酷な条件となってしまったが、関係者からは「以前はもっと雑然としていましたが、検査は屋内ですし、内容もシステマチックで早く終わるので助かります」との声がきこえた。

 この日、特に注目を集めた血統馬は、10年のアイビスサマーダッシュ(G3)勝ち馬ケイティラブの3番仔となるマイネルエメ(牡、父ステイゴールド)、03年の北九州短距離S勝ち馬マンデームスメの9番仔、マイネルアンファン(牡、父アイルハヴアナザー)、中央交流重賞・マリーンC(G3)勝ち馬ラヴァリーフリッグの9番仔、ラヴバインド(牝、父ショウナンカンプ)、今年の中山牝馬S(G3)3着馬クインズミラーグロを半姉に持つケイアイムーンバ(牡、父ハービンジャー)、金鯱賞(G2)を連覇し、大阪杯(G1)でも3着と力を見せたヤマカツエースの半弟、ヤマカツヒーロー(牡、父ヘニーヒューズ)、JBCスプリント(Jpn1)を筆頭に重賞5勝をあげているドリームバレンチノの半弟となるウインフォルティス(牡、父ステイゴールド)、など、ブラックタイプが豪華なメンバーが集結した。

 新種牡馬の初年度産駒はエイシンフラッシュが7頭とダントツ。次いでヘニーヒューズ産駒が5頭、オルフェーヴル、ローズキングダム、エスポワールシチーの産駒が1頭ずつ受検していた。

 午前9時にスタートした検査は、大きなトラブルもなく午前11時半には終了。ここから飛躍して行く2歳馬たちの活躍を期待したい。