ホッカイドウ競馬で第2回競走能力・発走調教検査
3月23日、ホッカイドウ競馬は今年2回目の競走能力・発走調教検査を、日高町富川にある門別競馬場において行った。
晴れ、良馬場の馬場コンディションで行われた第2回目の検査には、デビュー前の2歳馬58頭、未出走の3歳馬2頭の合計60頭が受検。2歳馬はダート800m制限タイム57.0秒、3歳未出走馬はダート1000m制限タイム1.09.0秒で、全11レース組まれた。
2歳新種牡馬では、1レースにエイシンフラッシュ、2レースと7レースにストロングリターン、2レースにロードカナロア、4レースにローズキングダム、8レースにはスマートロビンの産駒が出走。ロードカナロア産駒の牝馬、ブルーパラダイス(牝、小野望厩舎)が1着でゴールするなど6頭すべてが合格した。
この日、一番時計を計測したのは、7レースで1着になったトビーズコーナー産駒のトビーズロック(牡、林和弘厩舎)と8レースを1着でゴールしたサウスヴィグラス産駒のクルセイズスピリツ(牡、石本孝博厩舎)の2頭で51.2秒。検査では受検馬60頭のうち59頭が合格した。
門別競馬場には500頭以上の2歳馬が入厩。4月18日の開幕まで1か月を切り、レースに向けて調教も急ピッチで進んでいる。開幕初日には1着賞金300万円をかけて争う、ダート1200mのJRA認定スーパーフレッシュチャレンジ競走Ⅰも予定。充実した2歳戦は今年、北海道2歳優駿(Jpn3)、エーデルワイス賞(Jpn3)という2つのダートグレード競走を筆頭に、重賞競走9レースを含めたJRA認定競走は113レース予定している。