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ダーレー・ジャパンがオープンハウス2017開催

  • 2017年02月17日
  • 新種牡馬のディスクリートキャット
    新種牡馬のディスクリートキャット
  • 2歳新種牡馬のモンテロッソ
    2歳新種牡馬のモンテロッソ
  • 3日間で約600人が足を運んだ
    3日間で約600人が足を運んだ

 2月13日から15日の3日間、ダーレー・ジャパン株式会社(ハリー・スウィーニィ代表取締役)は、日高町富浜にあるダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスにおいて、「Darley OPEN HOUSE 2017」を開催した。今年は3日間とも天候に恵まれ、馬主、調教師、生産者、競馬関係者など約600人が足を運んだ。

 このイベントは、招待した関係者を対象に、種馬場を3日間開放する“オープンハウス”形式で、展示会を開催するもの。期間中は、種牡馬展示のほかに、温かい飲み物や食事、ダーレースタリオングッズを用意し、来場客をもてなした。

 今年は3年ぶりとなる新種牡馬、ディスクリートキャットを導入。1日3回展示スペースでお披露目された。展示中はディスクリートキャットの血統、競走成績、種牡馬成績などを紹介するナレーションが流され、加治屋正太郎ノミネーションマネージャーは「おかげさまで多くのお申し込みをいただきまして、いまのところ申し込みの受け付けを終了させていただいてますが、現在14歳とまだ若いですし、今後は種付けの状況を見ながら追加のお申し込みを受け付けていこうと思いますので、ぜひ、我われノミネーションスタッフまでお問い合わせください」と、申し訳なさそうに案内した。

 同じ展示スペースではパイロ、アドマイヤムーンも登場。もうひとつの展示スペースではキングズベスト、フリオーソ、今年待望の初年度産駒がデビューを迎えるモンテロッソが元気そうな姿をみせた。

 ダーレー・ジャパンスタリオンは6頭と少数精鋭ながら、ディスクリートキャットのほか、パイロ、フリオーソもたくさんの配合申し込みが寄せられているという。加治屋正太郎ノミネーションマネージャーは「新種牡馬のディスクリートキャットはもちろんですが、ほかの種牡馬も大変ご好評をいただきました。忙しいシーズンになりそうです」とコメントを残した。