馬産地ニュース

ブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬合同展示会

  • 2017年02月16日
  • 金子真人オーナーとラブリーデイ
    金子真人オーナーとラブリーデイ
  • 早々に満口となった人気のリオンディーズ
    早々に満口となった人気のリオンディーズ
  • マイルチャンピオンシップ(G1)をレコードタイムで制したダノンシャーク
    マイルチャンピオンシップ(G1)をレコードタイムで制したダノンシャーク
  • レックススタッドから移ってきたトーセンラー
    レックススタッドから移ってきたトーセンラー
  • 社台スタリオンステーションから移籍してきたベルシャザール
    社台スタリオンステーションから移籍してきたベルシャザール
  • 日高を代表する人気種牡馬ブラックタイド
    日高を代表する人気種牡馬ブラックタイド

 2月15日、日高町富川東にある日高随一の人気種馬場として有名なブリーダーズ・スタリオン・ステーションは、平成29年度種牡馬合同展示会を開催した。展示会当日は青空が広がる温暖な陽気に誘われ、主催者が用意したスタリオンブック600冊が開始前には底をつくほど、たくさんの馬主や調教師、牧場関係者が駆けつけた。

 最初に姿をみせたのは新種牡馬のラブリーデイ。マイクを渡されたラブリーデイを所有する金子真人オーナーは「ラブリーデイは素晴らしい天気の一日という意味ですが、まさに彼らしいレヴューの日になったと思います。ラブリーデイは2歳でいきなり新馬戦を勝って特別も勝ちました。よし、これでどこまでいくかな、という気でいましたが、朝日杯(フューチュリティステークス(G1))、皐月賞(G1)、(日本)ダービー(G1)と全部出ましたが、いまいちな成績で終わり、ありがちな早熟馬かなという感じがしました。3歳から4歳を過ぎて、5歳になって今年いっぱいで引退かなと思っていたら、いきなり5歳の正月の中山金杯(G3)を勝って、その後はみなさんご存知の通りですが、その年は中山金杯(G3)から有馬記念(G1)まで、重賞を10戦して宝塚記念(G1)と秋の天皇賞(G1)とふたつのG1を含め重賞6勝しました。いまごろになって成長する、なんという馬だ、と思いました。私はこれまで八大クラシックのうち七つまで獲っていましたが、この仔が天皇賞(秋)(G1)に勝って、私に八大クラシック完全制覇オーナーという輝かしい肩書きをもたらしてくれました。その秋の天皇賞(G1)は出走馬全頭が重賞勝ち馬というなかで、堂々の一番人気で一番人気らしい勝ち方でした。昨年は一年、引退を延ばして走ってもらいましたが、2度の海外遠征があり、成績はいまひとつでしたが、種牡馬のお話をいただき、今日無事にスタッドインさせていただきました。決して晩成な馬ではございません。ラブリーデイの仔は、彼の足跡のようにデビューも早くて古馬になってからも素晴らしい成績をあげてくれると思います。子供たちが大活躍するのを願っています」と挨拶した。種付料は受胎条件100万円、出生条件150万円に設定されているが、事務局からは「間もなく満口になります。この機会にキングカメハメハの後継ラブリーデイをよろしくお願いいたします」とアナウンスされた。

 続いてデビュー2連勝で朝日杯フューチュリティステークス(G1)を制して、2015年のJRA賞最優秀2歳牡馬を受賞したリオンディーズが展示された。事務局は「仕上がりの早さと、卓越したスピードと瞬発力を兼ね備えていて、種牡馬としての前途は洋々です。種付料は受胎条件100万円、出生条件150万円ですが、すでにブックフルとなっております。シーズン終盤、馬に余力があれば、その段階で事務局またはスタリオンまでお問い合わせください」と人気の高さをうかがわせた。

 3頭目にはダノンシャークが紹介された。進行役を務めた(株)サラブレッド・ブリーダーズクラブの遠藤幹常務取締役は、競走成績、父系、母系を解説。「シンジケートを結成してほしいという熱烈なラブコールを生産者の方からいただきましたが、受胎条件30万円、出生条件50万円という、皆様がお求めやすい設定にさせていただきました。すでに3頭ほどの交配を済ませ、種付け状態は申し分ございません。この機会にダノンシャークへのお申し込みをお待ちしています」と営業をかけた。

 その後は、新入厩のトーセンラーとベルシャザール、今年初年度産駒デビューの2歳新種牡馬ローズキングダムとストロングリターン、初仔が1歳のシビルウォーとトーセンジョーダン、今春初産駒が生まれたグランデッツァ、さらにトーセンホマレボシ、アンライバルド、ナカヤマフェスタ、スウェプトオーヴァーボード、ジャングルポケット、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイという実績馬が出てきた。

 最後は2016年JRA賞年度代表馬、キタサンブラックの父として知られるブラックタイドが、満を持して登場。ここでも現役時代に所有した金子真人オーナーが再度マイクを握り「今日はラブリーデイのお披露目ということで、万難を排して飛んできたのですが、ブラックタイドがこちらでお世話になったときは、何もせずにいました。ブラックタイドの成績はピカピカではないですが、セレクトセールの当歳に出てきたとき、私はあまりのピカピカさに、もういくらでもいいからということで、せり名簿に赤ペンで1億6000万円と、ここまでは絶対いくと書きました。実際はありがたいことに1億円弱で落札できました。もう、そのあとは嬉しくて牧場に何度も見に行きました。そして、その次の年のセレクトセールに、ディープインパクトが出てきました。ボクは、小さくてピンとこないなと、でも、お兄ちゃんがあんなにいい馬だから縁があればと思い、名簿に赤ペンで8000万円と書きましたが、7000万円で落とせました。ブラックタイドがいなかったらディープインパクトとも縁がなかったんだなと思えば思うほど、ブラックタイドにはお礼とスタッドインのときに挨拶せずにごめんねと、両方言いたいと思います。とにかく、私と親しい北島三郎さんの愛馬キタサンブラックが昨年の年度代表馬ということで、とても嬉しくて、重ねてありがとうと伝えたいです」と愛馬とのエピソードを明かした。

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