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ダート重賞6勝のアムールブリエが繁殖入り

  • 2017年02月02日
  • ノースヒルズで繁殖生活を開始するアムールブリエ
    ノースヒルズで繁殖生活を開始するアムールブリエ
  • 重賞6勝をひっさげ、堂々のオーラで牧場を見回した
    重賞6勝をひっさげ、堂々のオーラで牧場を見回した
  • 牧場スタッフと記念撮影
    牧場スタッフと記念撮影
  • 牧場スタッフが揃って応援した2015年ブリーダーズゴールドC(Jpn3)
    牧場スタッフが揃って応援した2015年ブリーダーズゴールドC(Jpn3)
  • 2016年ブリーダーズゴールドC(Jpn3)のパドックより
    2016年ブリーダーズゴールドC(Jpn3)のパドックより

 エンプレス杯(Jpn2)などダート重賞を6勝したアムールブリエが2017年1月4日付でJRA競走馬登録を抹消し、繁殖生活に入るため北海道のノースヒルズに到着した。

 同馬は、父スマートストライク、母ヘヴンリーロマンス、母の父サンデーサイレンスという血統の6歳牝馬。父スマートストライクはミスタープロスペクター系種牡馬で、現役時代はダートG1勝ちを含めて8戦6勝。産駒にはドバイワールドC(G1)の勝ち馬カーリンをはじめ、海外で多数の重賞馬を送り出し、日本ではジャパンCダート(G1)でフリートストリートダンサーが、共同通信杯(G3)でブレイクランアウトが先頭ゴールを切っている。また、母の父としても優秀で、安田記念(G1)を制したストロングリターンや桜花賞(G1)2着のレッドオーヴァルが実績を残している。

 母は牝馬ながら天皇賞(秋)(G1)を快勝し、繁殖牝馬としても昨年のJBCクラシック(Jpn1)覇者アウォーディーや、昨年のアメリカ3冠に挑戦し、ベルモントS(G1)で3着に入る偉業を果たしたラニを生み、近年の名牝の一頭として数えられている。

 同馬の競走成績は25戦10勝。アメリカ(生産牧場North Hills Co.Ltd.)で生まれ、前田幸治氏所有馬、騎手時代に母とコンビを組んでいた松永幹夫調教師の管理馬としてデビューした。恵まれた馬体を生かし、ダートの中長距離で勝ち星を重ね、エンプレス杯(Jpn2)、名古屋グランプリ(Jpn2)、ブリーダーズゴールドC(Jpn3)をそれぞれ連覇。ダート界の牝馬では1、2を争う存在として、全国各地で実力を示した。中でも、門別競馬場で行われたブリーダーズゴールドC(Jpn3)では、一度目の勝利では後のG1馬サンビスタとの激闘を制し、二度目の勝利は後続に7馬身突き放し、レース史に残るパフォーマンスを示した。

 引退後は母の故郷でもあり、前田幸治氏が代表を務めるノースヒルズに移動し、現在は春の種付けに備えている。牧場到着の際は、ノースヒルズのスタッフが総出で出迎え、歩様や馬体をチェックすると、さっそく顔や首筋を撫でたり、スマートフォンで撮影したりしていた。初年度の交配相手は、ノースヒルズ生産馬の日本ダービー馬キズナで、交配後は渡米を予定している。ノースヒルズの福田洋志ゼネラルマネジャーは、「無事に到着して安堵しています。重賞6勝という素晴らしい成績を残してくれて、本当によく走ってくれました。ブリーダーズゴールドC(Jpn3)では、牧場スタッフ揃って応援して、皆で口取りもできたので思い出深いです。アムールブリエは、母ヘヴンリーロマンスの立派な馬体や頑丈さをよく引き継いでいますし、そうした母系の長所や、自身の優れた心肺機能を子に伝えて欲しいと思います。キズナとの交配では、サンデーサイレンスのインブリードになりますし、子は芝で結果を出せる可能性も十分あるでしょう」と、期待を膨らませていた。

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