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ダノンシャンティが移動

  • 2016年12月12日
  • ビッグレッドファームに移動したダノンシャンティ
    ビッグレッドファームに移動したダノンシャンティ
  • 新天地で更なる飛躍を誓った
    新天地で更なる飛躍を誓った
  • 2017年の種付条件は受胎条件100万円、出生条件150万円
    2017年の種付条件は受胎条件100万円、出生条件150万円

   12月10日午前11時過ぎ、2012年から安平町早来源武にある社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたダノンシャンティが、新冠町明和にあるビッグレッドファームへ移動した。

   ダノンシャンティは父フジキセキ、母シャンソネット、母の父マークオブエスティームという血統。牡9歳の黒鹿毛で、日高町のダーレー・ジャパン・ファーム生産馬。2008年のセレクトセール1歳セッションにおいて、28,875,000円(税込)で取引された市場取引馬となる。

   ダノンシャンティの競走成績は8戦3勝。栗東の松田国英厩舎に所属し、2009年11月のメイクデビュー京都で新馬勝ち。2010年の毎日杯(G3)で重賞初勝利を飾ると、続くNHKマイルC(G1)ではレースレコードを1秒、日本レコードを0.1秒更新する1分31秒4の驚異的なタイムで優勝し、3歳マイル王となった。

   産駒はこれまでに2世代がデビュー。主な産駒には2015年の東京スポーツ杯2歳S(G3)、2016年の京都新聞杯(G2)、毎日杯(G3)を制したスマートオーディン、2015年の小倉2歳S(G3)4着のレッドカーペット、2016年のファンタジーS(G3)4着のクインズサリナなどがいる。

   ダノンシャンティの入厩を出迎えた岡田紘和さんは「ダノンシャンティは現役時代から注目していて、種牡馬としても魅力を感じていましたので、毎年複数頭種付けもしていました。初年度産駒からスマートオーディンという大物が出ていますし、これからも活躍する馬が出てくると思っています。とても楽しみにしています」と話していた。2017年の種付条件は受胎条件100万円、出生条件150万円と発表された。