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ダノンレジェンドがイーストスタッドにスタッドイン

  • 2016年12月05日
  • スタッドインしたダノンレジェンド
    スタッドインしたダノンレジェンド
  • JBCスプリント(Jpn1)など重賞9勝
    JBCスプリント(Jpn1)など重賞9勝
  • マッチョウノの後継種牡馬として期待は大きい
    マッチョウノの後継種牡馬として期待は大きい

   12月2日午前9時頃、浦河町西幌別にあるイーストスタッドに、来年から種牡馬として繋養されることが決まったダノンレジェンドが、元気な姿でスタッドインした。

   ダノンレジェンドは父マッチョウノ、母マイグッドネス、母の父ストームキャットという血統。牡6歳黒鹿毛のアメリカ産馬で、2000年のBCジュヴェナイルフィリーズ(G1)などに優勝し、アメリカ2歳牝馬チャンピオンになったカレッシングの孫になる。

   ダノンレジェンドの競走成績は30戦14勝。2014年のカペラS(G3)で重賞初制覇を飾ると、2015年には黒船賞(Jpn3)、東京スプリント(Jpn3)、クラスターC(Jpn3)、東京盃(Jpn2)に優勝。今年に入ると黒船賞(Jpn3)連覇、北海道スプリントC(Jpn3)優勝、クラスターC(Jpn3)連覇を達成し、前走のJBCスプリント(Jpn1)ではベストウォーリア、コーリンベリー、ドリームバレンチノといったダートJpn1ホースを一蹴し、待望のビッグタイトルを手にした。

   事務局の(株)ジャパンレースホースエージェンシーは「新たな環境にすぐに順応したように賢くて身のこなしが柔らかい馬ですね。マッチョウノの産駒としては日本で初めての後継種牡馬になります。とても貴重な血脈で、現在日本に数多くいるサンデーサイレンス系の繁殖牝馬など、配合相手を選ばない血統構成をしてますので、すでに各方面からたくさんの問い合わせがきています。種牡馬として成功する条件は揃っていますから、しっかりサポートしていきます」と話した。種付条件などは後日発表される。