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ハクサンムーンがレックススタッドにスタッドイン

  • 2016年12月01日
  • レックススタッドに到着したハクサンムーン
    レックススタッドに到着したハクサンムーン
  • 2013年にはサマースプリントシリーズチャンピオンに輝いた
    2013年にはサマースプリントシリーズチャンピオンに輝いた
  • アドマイヤムーンの後継として期待は大きい
    アドマイヤムーンの後継として期待は大きい

 11月29日午前10時過ぎ、新ひだか町静内目名にあるレックススタッドに、来年から種牡馬として繋養されるハクサンムーンがスタッドインした。

 ハクサンムーンは父アドマイヤムーン、母チリエージェ、母の父サクラバクシンオーという血統。牡7歳の栗毛で、一族には1988年のオークス(G1)を制したコスモドリーム、1988年の阪神3歳S(G1)などを制したラッキーゲラン、1990年の阪神大賞典(G2)などを制したオースミシャダイ、1994年のRたんぱ賞(G3)を制したヤシマソブリンなどがいる。2009年に生産者である日高町の白井牧場からセレクトセール当歳セッションに上場され、52,500,000円(税込)で取引された市場取引馬となる。

 ハクサンムーンの競走成績は29戦7勝。2歳から7歳まで息の長い活躍をし、2013年のアイビスサマーダッシュ(G3)、ロードカナロアを退けた2013年のセントウルS(G2)を制して2013年のサマースプリントシリーズのチャンピオンになったほか、2012年の京阪杯(G3)と重賞3勝をあげた。

 レックススタッドは「環境の変化にも戸惑うことなくコンディションは良好です。現役時代は馬場入りの際にクルクルと回る個性派でファンに愛されていました。重賞3勝以外にもG1レースで何度も好走したように実力は折り紙つきです。アドマイヤムーンの後継として期待も大きいですし、G1で活躍するような産駒を送り出してほしいですね」と話した。種付料は後日発表される。