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カリズマティックが日本軽種馬協会静内種馬場輸出検疫施設に移動

  • 2016年11月18日
  • アメリカへの帰国が決まったカリズマティック
    アメリカへの帰国が決まったカリズマティック
  • 愛馬との別れを惜しむ中西信吾場長
    愛馬との別れを惜しむ中西信吾場長
  • 今後はオールドフレンズファームで余生を送る
    今後はオールドフレンズファームで余生を送る
  • 輸出検疫施設に移動。順調ならば11月30日に成田国際空港から出国する。
    輸出検疫施設に移動。順調ならば11月30日に成田国際空港から出国する。

   11月18日午前10時過ぎ、今年限りでの種牡馬引退が決まったカリズマティックが、輸出検疫を受けるため、種牡馬生活を送っていた新ひだか町静内田原にある、日本軽種馬協会静内種馬場の種牡馬厩舎から、同種馬場内の輸出検疫施設に移動した。

   順調なら輸出検疫期間終了後の11月29日夜、千葉県の成田国際空港へ向け出発し、翌30日夜の飛行機でアメリカへ向かう。

   カリズマティックは父サマースコール、母バリベイブ、母の父ドローンという牡20歳の栗毛のアメリカ産馬。競走成績は17戦5勝。1998年にデビューし、1999年4月にレキシントンS(G2)に優勝すると、ケンタッキーダービー(G1)、プリークネスS(G1)も制覇し二冠を達成した。三冠をかけたベルモントS(G1)は、レース中に左前肢を骨折したため敗退。しかしながら、その活躍が評価され、1999年のアメリカ年度代表馬と最優秀3歳牡馬に選出された。

   現役引退後の2000年からアメリカで種牡馬入りし、2003年からわが国で供用開始。国内調教馬では2012年のJBCクラシック(Jpn1)、2014年の帝王賞(Jpn1)、2015年のかしわ記念(Jpn1)、2011年の東海S(G2)、2013年の日本TV盃(Jpn2)、2009年の武蔵野S(G3)、シリウスS(G3)などを制したワンダーアキュート、2010年の東京ハイジャンプ(JG2)を制したイコールパートナー、2006年の新潟ジャンプS(JG3)を制したストームセイコーなどが活躍した。

   アメリカではケンタッキー州ジョージタウンにある引退馬施設、オールドフレンズファームで繋養される予定。現地ではアメリカ二冠馬の到着を、心待ちにしているという。中西信吾場長は「とてもファンの多い馬と聞いています。何事もなく検疫を終え、良好な状態でアメリカに到着し、生まれ故郷でのんびりと余生を送れることを、心から願っています」と別れを惜しんだ。