馬産地ニュース

アッミラーレが移動

  • 2016年10月17日
  • 出発前に手入れされるアッミラーレ
    出発前に手入れされるアッミラーレ
  • 慣れ親しんだ馬房を後にした
    慣れ親しんだ馬房を後にした
  • 今後は新冠町の白馬牧場で種牡馬生活を続ける
    今後は新冠町の白馬牧場で種牡馬生活を続ける

 10月12日、2012年から日高町富川東にあるブリーダーズ・スタリオン・ステーションで繋養されていたアッミラーレが、新冠町西泊津にある白馬牧場へ移動した。

 アッミラーレは父サンデーサイレンス、母ダジルミージョリエ、母の父カールドナスクラという血統の浦河町・酒井牧場生産馬。牡19歳の黒鹿毛で現役時代は18戦6勝の成績を収めた。

 2004年に浦河町にあるイーストスタッドで酒井牧場の個人所有種牡馬としてスタッドイン。種牡馬入り3年目の2006年にシンジケートが結成された。シンジケート解散後の2011年10月にブリーダーズ・スタリオン・ステーションに入厩。2013年に全日本2歳優駿(Jpn1)、北海道2歳優駿(Jpn3)などを制してNAR年度代表馬、NAR2歳最優秀牡馬に選ばれたハッピースプリントの活躍で、翌2014年には自己最多の101頭に種付けした。今後も種牡馬生活を続けるという。

 事務局の(株)サラブレッド・ブリーダーズ・クラブは「自らの実力で種牡馬としての道を切り開いてきた馬。101頭種付けしたときの産駒が現2歳で数多くいますから、第2のハッピースプリントのような活躍馬を送り出してほしいと思います」と新天地での健闘の祈った。