馬産地ニュース

ノーザンホースパークでジョッキーイベント

  • 2016年08月23日
  • ポニーと見事なコラボレーションを披露した福永騎手
    ポニーと見事なコラボレーションを披露した福永騎手
  • トークショーに参加したジョッキーたち
    トークショーに参加したジョッキーたち
  • 活発だったオークション
    活発だったオークション
  • 福永騎手は自身の鞍を落札した人とがっちり握手
    福永騎手は自身の鞍を落札した人とがっちり握手
  • 最高値が付けられたジェンティルドンナの蹄鉄
    最高値が付けられたジェンティルドンナの蹄鉄

 苫小牧市のノーザンホースパークで8月22日、JRA日本中央競馬会所属ジョッキーによるファン交流イベント&チャリティオークションが行われた。

 参加したのは福永祐一、M.デムーロ、戸崎圭太、川田将雅、加藤祥太、坂井瑠星の6騎手。戸崎圭太騎手は新潟から。M.デムーロ騎手と川田将雅は小倉から駆けつけての参加となった。

 ファン交流イベントは、同パーク自慢のスペシャルランチメニューが用意された交流食事会からスタート。混乱を避けるために事前予約を行った定数50人のみの参加だったが、同じテーブルを囲んで北の味覚を楽しみ、食後は即席のサイン会に。続いて、同パークの人気アトラクション「ハッピーポニーショー」ではインストラクター役の福永騎手が人気ポニーの「すーちゃん」と見事なコンビネーションを見せると場内からは大きな拍手が沸き起こった。また、戸崎騎手、加藤騎手もショーの手伝いで会場を盛り上げた。

 この日はあいにくの雨模様。参加ジョッキーらによるライディングショーは中止になったが、トークショーが開催。会場を取り囲んだファンからの質問を受け付けるなど一体感のある演出に、吉田勝己社長も「(ライディングショーを)楽しみにしていた人には申し訳なかったけれども、ジョッキーの人柄が良く出たトークショーだったと思う。交流イベントは競馬ファンはもちろん、そうでない人も楽しんでいただけたと思う」と話し、自身も気楽に写真撮影や握手に応じたりと忙しい時間を過ごしていた。

 その後に行われたチャリティオークションは、参加ジョッキー等から寄せられたグッズがセレクトセールでも鑑定人を務める中尾義信氏の軽快で巧妙なトークで進行。すべてのグッズが落札されるなど大いに盛り上がりをみせた。ジェンティルドンナがラストランとなった有馬記念(G1)で使用していた四肢の蹄鉄、パネル、戸崎騎手のサイン色紙などがセットになったオークショングッズは、最後まで激しい競り合いが展開されて、結果24万円で落札された。これら、チャリティオークションの売上金全額と、食事会の売上金の一部が引退競走馬のセカンドキャリアを支援する団体へと送られた。

 最後はジョッキーによる馬とのふれあい、ひき馬体験。セレクトセールの会場にもなっているインドア会場は参加者であふれる人気ぶりだった。