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JRAセレクトセール、セレクションセール購買馬が宮崎育成牧場へ移動

  • 2016年07月22日
  • マイクロチップ検査で個体認識
    マイクロチップ検査で個体認識
  • 宮崎行きの馬運車に乗り込んだ
    宮崎行きの馬運車に乗り込んだ
  • 北海道市場に集まった生産者やコンサイナー
    北海道市場に集まった生産者やコンサイナー

 7月21日、JRA日本中央競馬会がセレクトセールとセレクションセールで購買した1歳馬が、宮崎県宮崎市にあるJRA宮崎育成牧場に移動した。

 JRAは7月11日に苫小牧市美沢のノーザンホースパーク特設会場で開催された、日本競走馬協会主催のセレクトセール1歳セッションにおいて、牡牝各1頭を合計16,200,000円(税込)で、7月19日に新ひだか町静内の北海道市場で開催された、日高軽種馬農業協同組合主催の北海道セレクションセールにおいて、11頭(牡3頭、牝8頭)を合計107,460,000円(税込)で購買。宮崎育成牧場には13頭の購買馬のうち、3頭が移動することになった。

 3頭は新ひだか町静内の北海道市場内馬積み下ろし場に集合。マイクロチップ検査で個体確認を行い、JRAが用意した宮崎行きの馬運車に乗り込んだ。

 馬運車は函館からフェリーで本州へ移動。途中、青森県三戸郡の八戸家畜市場に立ち寄り、7月5日に八戸家畜市場で開催された青森県軽種馬生産農業協同組合主催の八戸市場において、JRAが購買した3頭の1歳馬を積み込み、合計6頭で宮崎育成牧場へ向かうという。

 引き付けに立ち会った宮崎育成牧場業務課の岩本洋平育成係長は「セレクションセールとセレクトセールで購買した馬の積み込みが終わりました。ともに大変活況なセールでして、われわれJRAもなかなか買いたい馬を買えませんでしたが、良い馬を買えたと思っています。今日皆様からお預かりした馬は、大事に管理してしっかり育てていきます。サマーセールでも精力的に購買していきたいと思っています。本日はお忙しいなか、ありがとうございました」とあいさつした。

 宮崎育成牧場へ向かったセール購買馬は下記の通り(八戸市場含む)。

グランドアメリフローラの2015 牝 父シンボリクリスエス 母グランドアメリフローラ 6,048,000円(税込) 
クリアムーブメントの2015 牡 父パイロ 母クリアムーブメント 10,800,000円(税込)
スマッシュの2015 牝 父オルフェーヴル 母スマッシュ 7,560,000円(税込)
ハーストーリー2015 牡   父ロージズインメイ 母ハーストーリー 4,968,000円(税込)
バーニングラブ2015 牡 父サニングデール 母バーニングラブ 3,456,000円(税込)
ホリデイインミラノの2015 牝 父ヨハネスブルグ  母ホリデイインミラノ 5,400,000円(税込)